「その映画に共感・理解することは必ずしも「その映画が面白い」ということではない」ナミビアの砂漠 ycoさんの映画レビュー(感想・評価)
その映画に共感・理解することは必ずしも「その映画が面白い」ということではない
河合優実演じる主人公のカナの二人の男性の間でフラフラしたり男性の影響でタトゥーや鼻ピしたりする感じは「あぁ、こういう子いるよな」「ああいう子ってこんな感じなんだろうな」と妙に納得するし、急にヒステリックになって暴力的になるところなんて、実際にはやらないんだけどもすごく自分ごとのように感じる。砂漠のオアシスのライブカメラが人気というのは聞いたことがあったし、主人公が何となく観て別の世界に思いを馳せるのもなんだかとても良くわかる。
じゃ、ストーリーが面白いかという別にそういうわけではない。
ただ、河合優実含め役者たちの演技への真摯さや飽きさせない絶妙なゆっくりめのテンポ感で何となく見入ってしまう。
それがこの映画の目指すところなのかどうかはわからない。
よくある小さな邦画の及第点という感じ。
印象に残ったこととしては
●寛一郎と金子大地のセクシーさ
この二人は正統派イケメンとも違うクセのある顔立ちなのだが、なんだか妙に色気を感じる時がある。それがこの映画ではよく出ている。役柄について言えばホンダ(寛一郎)と付き合ってればよかったのに…と思う。仕事も頑張ってるし家事もするしいいやつじゃん。ハヤシ(金子)はちょっとかなへの本気度がわからないな、、と思ってたけどなんだかんだいってカナのヒステリーに付き合ってるのは意外だし好感持てる。穏やかな幸福を得るにはホンダの方が確実そうだけど、現実もカナみたいな子は案外ハヤシとくっついてる方が多いのかもな。
●カナの勤務先がエステ
今若い女の子の就職先でめちゃくちゃ多そうだよなと思う。美容外科の受付とかさ。で、先輩社員がVIOの脱毛について「絶対やらない」と言ってるのが良かった。最近の脱毛必須&マナーみたいな風潮が嫌いなので。このセリフが実際の取材などに基づいているのか、監督の願望なのかは気になるところ。
●河合優実が脱いでる
これは事前情報として知らなかったのでちょっとびっくり。でも以前から、この子ほど良く胸も大きめでスタイル良いよなと思っていたので(最近は年齢のためか痩せてきてそうでもないけど)、しっかり、イヤらしい感じではなく撮ってくれたのは嬉しかった。同性でも綺麗な裸体は観たいのです。監督もそうだから撮ったんだと思うし。
●地元町田!
冒頭で河合優実が走ってるシーンが一番興奮した。
そんな感じ。