「カナのこと」ナミビアの砂漠 Eijiさんの映画レビュー(感想・評価)
カナのこと
冒頭のすっかり肩の力を抜いた無気力に歩く姿と矛盾するようにもみえる、歯を矯正したり自分磨きに努力する感じ、二人の男性と向き合う器用さ?、男性に会いに行く際に飛ぶように走ってみせる様子、手荷物を用意しなかったことを申し訳ないと言う甲斐甲斐しさ。
結局、どれもカナさんなんでしょうね。
一人の女性の暮らし、葛藤を覗き見させてもらったような感じにさせられました。
本人もどこか客観的に自分を観ていたりしたんでしょうか。そして、本人も自分が何ものなのかともがいていたりしたんでしょうか。
そして場面ごとに違った表情をみせていた河合優実さんはやっぱり見事でした。次の作品が楽しみです。
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