「STORYはアメリカ内戦が始まっている様子。主人公のリーは戦場カメ...」シビル・ウォー アメリカ最後の日 アキよりさんの映画レビュー(感想・評価)
STORYはアメリカ内戦が始まっている様子。主人公のリーは戦場カメ...
STORYはアメリカ内戦が始まっている様子。主人公のリーは戦場カメラマン。相棒が記者のジョエル。TVでは、大統領が『我々は歴史的勝利に近づいている』と主張する。ニューヨークにいるリー達は、大統領のインタビューを狙います。
同行するのが、ベテラン記者のサミーとひょんなことから若手カメラマンのジェシーが参加しワシントンD・Cへ車で向かうが…
戦場カメラマンのリアルを映像を通して体験した感覚です。この作品は映画館で鑑賞するべき。
開始早々に爆発音で驚かされ、銃声の効果音が激しく何回ビクッとさせられたか。
そしてリー(キルステン・ダンスト)が素晴らしい。正気の無い表情に正義と悪なんて関係なく戦場のリアルを撮影することを新人のジェシーにとことん教える姿がリアルに感じ、ぶっ飛んだ仕事だと印象に残る。
本当に内戦なんかが起こってしまうと、誰が敵か味方なんて分からない。とにかく自分の身を守ることのみ。全ての人が人間に対して疑心暗鬼になり、武装兵(ジェシー・プレモンス)が生まれてもおかしくない。
若手カメラマンのジェシーはラストで彼女は興奮し暴走してしまいとんでもない事が起こるが、果たして成長したのか?なんて思ってしまう。
ラストまで冷静なリーが…こんな事がリアルに起こらない事を心の底から願うしか無い。
共感ありがとうございます。
ジェシーは確かに成長したんでしょう、一方確実に自分の一部分を喪ったという事。いつか彼女も、リーはこうだったと思い出すんでしょうか。
若い時のリーも
ジェシーと同じ時期はあったと思う。戦争、内戦はやめて欲しい、それを伝えたいからこの職業に、と言えるレベルまでジェシーにも行って欲しい。若いジェシー、アドレナリンいっぱいの興奮状態の段階が過ぎたら、リーに教わったことを思い出しリーのような戦場カメラマンになって欲しいと思いました