「恐怖の映画」シビル・ウォー アメリカ最後の日 satoniさんの映画レビュー(感想・評価)
恐怖の映画
ホラー映画なんて所詮創りもの
戦争映画も創りもの
リアルなドキュメンタリーの戦争映像はなかなか人間像までは追っていないのがほとんど
この作品は、戦争の銃撃戦のリアリティを作る一方で戦時中の様々な人間の狂気を見せてくる
撃ちまくる兵士の狂気
隣人の善悪さえ見えなくなる狂気
敵味方が判断できない兵士の狂気
戦争に関心を持たないふりをする狂気
誕生地だけで善悪を決める狂気
報道は正義と信じてる狂気
そして戦争そのものに正義をはめる狂気
生物に弱肉強食があるように
人間界に戦争が起こるのは本能のようなものなんだろうかと問われている気がした
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