「報道関係者に焦点をあてた映画」シビル・ウォー アメリカ最後の日 おにすけさんの映画レビュー(感想・評価)
報道関係者に焦点をあてた映画
西部勢力の前線軍事基地があるシャーロッツビルまでの物語(本編:約1時間20分ほど)は、 「内戦によって米ドルが暴落したあとの人々の格差や現代の人権問題を脚色する描写」 があり、現実と虚構を噛み合わせた警鐘作品として、とてもよく仕上がっていると思う。
しかし、西部勢力による「ホワイトハウス攻撃作戦(仮)」に報道関係者が軍に同伴するのは描写として、やりすぎなんじゃないかと思った。
+準主人公の立ち位置にいるケイリースピーニーが苦境を乗り越えて進化する姿も描きたかったのかもしれないが、以前の面影と人間性が無くなってしまっていて、違和感の残るラストシーンになってしまっていたのが残念なところ。
視聴初回2024年10月5日
視聴2回目2025年10月31日
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トミーさんのコメント
2024年10月5日
共感ありがとうございます。
恩人の遺体に向ける無感情な一瞥、あまりにも無神経なラストショット。これがこの映画の大きな見せ場と思いました。サミーたちの死からジェシーがどう変わっていったのか?



