「正しいこと」ガール・ウィズ・ニードル MARさんの映画レビュー(感想・評価)
正しいこと
大戦後のコペンハーゲンにて、妊娠したものの恋人に捨てられ、その子を手放そうとした女性が、養父母を探してくれる親切な人に出逢い…といった物語。
終始、陰鬱さと不気味さに溢れた作品。
序盤は戦後生活の悲惨さが映し出される。
夫さん…。この仕打ちはあんまりですよね。
再会の場がまた…。
目を覆いたくなる現実だが、生きる為にはこれしか…。これが国を守るために命を懸けた男の末路なのかよ。
程なくして、カロリーナとダウマの出逢い。
まぁ…予告編の時点で予感はしてたがやはり…。
正しいこと…。人助け…。力強く響くその言葉に戦慄がとまらなかった。
でも、ワタクシの記憶違いだろうか?「望まれないから」と孤児院に送られた子もいたような。そこを分けるのに意味はあったのか?
んで、確かにこりゃあ酷い話ではあるが、気が変わった!…なんて言う奴も大概…。
そして最後。これは狙い打ちしたのか?
だとしたらちょっと話が出来すぎなような…。
いずれにせよ、色々な手法(?)で気分が悪くなるし、そういう意味では見応えのある作品だった。
正しさとは…。本気でそう思っているのなら、これ程恐ろしいことはないですね。。
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