「帰り道にインドの勉強をして思い起こすもの。」私たちが光と想うすべて すけちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
帰り道にインドの勉強をして思い起こすもの。
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最初は不夜城に見える高層ビル群を背に生き抜く女性を描いているかと思いきや、光が差し込んだのは闇の多さ。
光と影をわざとチラつかせて色んなものを見せてきたね。
望もうが望まないが関係なしに増えていく人口。
夫婦でもない男女が常に世間の目を気にする空気感。
親族が絶対な環境に格差以外何物でもない社会にエネルギー事情も宜しくない……。
観ている途中でパラレルワールドにでも迷い込んだもう一つの日本の姿にも思えたよ。
だからこそあのiPhoneで照らす環境や個性の塊の着信音で笑えてくるし皮肉でもあるよね。
対アメリカのスタンスから見ると。
長いものや新しいものに弱い日本人の性質のおかげで今日の日本がある訳だから。
当たり前に広がる星空に弱々しい色付き電球。
どちらもこれからのインドの闇を討ち破る光になりうるのか?
難しいね。うん。
生きているうちにそんな若い世代が世界を揺り動かすムーブメントを起こすのを期待してます。
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