サブスタンスのレビュー・感想・評価
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I'm pumped up!劇場では理想の位置に収まってね!
大筋はヘルダースケルターだったが、A24超えトンデモムービーだった。自分の身体から出てくるのは、スピーシーズっぽいけど、背中からコンニチハは斬新!しかもセルフ裁縫!
ホラーというより、途中からブラックコメディっぽい。あそこまでいくと笑ってしまった。ラストモンスターがイヤリングつけるあたりでホロっとさせたり、前半のセリフが後半に伏線回収するのが良かった。
客層は、年齢層かなり高め!オッサンだらけ。と思ったら、ケツと毛のオンパレードだからなのね。
劇場内は、年齢層高めチーム→面白い。若めチーム→普通に具合悪くなる、引いてる感じでした。
劇場で前の方に座ったので、クラクラしてきたので、劇場では理想の位置に収まってください。祖母の愛用してるシンディクロフォードエクササイズを思い出した〜。監督の映画リベンジの悪者が両手でパタパタするシーンがあったり、隠れオマージュポイントも良き。しかし、ディズニーの映画館で見るもんじゃなかった〜。あ、エンドロール後無いですよー。セリフに英語のスラングが入っていて全てを理解できないのがつらかった!これ、外国人の意識高い系は、笑わない映画らしい。私は笑っちゃったけど。
あ ぜ ん .... あ ぜ ん ‼️‼️‼️
ただただあぜん、昨日見たのにこの投稿しなかった、いや、出来なかったのは、ただただ唖然として、今日も一日、数々の場面が頭をよぎっていたから。こんな映画が見たことなかったし、あとあと色々考えさせられる。忘れたいが、脳裏に焼きつけられた、この衝撃。Have you ever dreamt of a better version of yourself ?
カタルシスは全くないが名作
エンタメ要素やカタルシス、感動といったものは期待してはいけない映画ですね。
敢えて登場人物やストーリーを極端にデフォルメして描くことで、ルッキズムの怖さ、言葉による呪いの怖さを極限まで高めた映画だと思います。また、デフォルメにはフィクションであることを強調する意図もあるように思います。現実にはこんなアホばっかりじゃないよね、フレッドみたいなまともな人もいるからね、ということですね。誰でもそう感じられるようにしとこう、と。
解釈や説明のようなものはほとんどないので、読み取るスキルは必要になると思います。
そういったスキルがないと「こいつら全員アホすぎる」で、終わってしまうと思います。ただのB級ホラーになってしまう。なんでアホなんかな、どういう狙いがあるんかな、と行間をホジホジするとようやくホラー以外の面白いところが出てくる。魚のアラでも食べてるかのような感覚。
自分も、言葉による呪いをかけないよう気をつけないと。
自分が、呪いにかからないよう強くならないと。
と、思えたのが収穫でした。
プチネタバレになりますが、本作にはちょいちょい「夢オチ」が使われています。エリザベスの思い込みから、より過酷な現実を妄想してしまうんですね。なので、ラストも夢オチだったらいいな、と思いました。伏線らしきものはチラホラあったようにも思うので。
万人にはお勧めできない。全く。
でも、映画が好きな人には見て欲しい。
しんどいけど、得るものはそれなりにあるはず。
美意識の果てがこれか、とは思えなくて
デミー・ムーア様の演技が圧巻❗️
予告編のイメージとは違った。ここまでホラーとは思わなかった。それにしてもデミー・ムーアの演技は素晴らしかった。圧巻❗️
オープニングとラストは今のエンタメ社会、男社会、株主を皮肉る内容は評価したい。
ただ、ホラーにしなくてもこの作品は成立出来たはず。敢えてホラーにしたのは監督の強いメッセージなのかもしれない。デミー・ムーア様には脱帽。0.5おまけ。
面白くない(笑)
凄すぎ…
何か凄い物を見せられたな、という感じでした。想像をはるかに超えてきましたね。
観る前のイメージとしては、ホラーとは言っても人間の本質的な怖さを描くような「心理ホラー」みたいなものかなと思っていました。「美」に執着する女性の執念を徹底的に掘り下げたような…。
実際確かに美に対する執着心が描かれてはいたのですが、それがとても「グロ」く「エグ」く「凄まじ」くて、どんどん「クリーチャー」化していく主人公の鬼気迫る様相に圧倒されっぱなし。デミ・ムーアさんが素晴らしいスタイルを維持していることよりも、演技の素晴らしさに畏怖の念すら覚えました。
「物体X」やら「ザ・フライ」やら「キャリー」やら色々なホラーの名作のオマージュが見られましたが、それらが次から次へともうぐちゃぐちゃに織り交ぜられてラストのほうなんてカオス状態で一体何を見せられてるんだ?と頭の中が真っ白…じゃなくて、加色混合、なんだかもう訳が分からん、画面の中の観客同様唖然呆然としながら見入ってしまいました。得体の知れないパワーみたいなものも感じましたね。
これまで数多映画を観てきましたが、まだまだこのような驚かされる作品に出会えるなんて嬉しい限りです。
まだまだ、ハリウッド映画は伊達じゃない
最近のハリウッドはリメイク、続編、実写化ばかりの印象が強くて、洋画離れが進むのも理解できなくないけど、デミ・ムーアを主演にこんなクレイジーな作品が制作できるなんて!ハリウッドの地力をみた感じ。というか、ハリウッドじゃないと作れないんじゃない?
オープニングで、エリザベスの歩みをウォーク・オブ・フェイムを使って描いたシーンの秀逸さに引き込まれたと思ったら、ラストシーンで回収するなんて素敵すぎる。
白黒を基調としたバスルームとポップなスタジオの対照的な色彩、サブスタンス社の製品デザインのシンプルさなど、スタイリッシュな映像に心を掴まれる。
何よりもラスト30分くらいからのぶっ壊し具合が最高。キャリーなどのB級ホラーを彷彿とさせる救いようのない破滅の中にある、シェイクスピアで言うところのfool。見事に男たちが作る下品で薄っぺらな番組と、若さと美を求めるショービズの世界を滑稽なものにしたのは痛快の一言。
空前絶後のホラー映画でした。
デミ・ムーアの女優魂を強く感じる作品。映画では50歳だが、現在62歳。「ゴースト/ニューヨークの幻」があまりにも有名だが、それ以外で評価を受けた作品は知らない。この作品はカンヌで絶賛され、ゴールデングローブ賞も獲った。オスカーは逃したが(皮肉にも今作品では元オスカー女優)彼女にとっての最重要作品になったと言えるでしょう、。
予告編で何度も観てて、おそらくいかがわしい注射とか薬で超若返えるんだろうと思ったが、(冒頭画像のように)卵に何かを注入したら黄身が2つになるような形で、デミ・ムーアの背中から脱皮するという姿にとにかく驚愕。その後の展開はAIが完璧な若き美女を作ったように生まれたスーことマーガレット・クワリーに目を奪われたが、はちゃめちゃなバトルやグロテスクな画像が機関銃のように押し寄せ、なんやねんこの映画は!って感じになりました。
映画としての迫力と斬新性は今期観た映画でトップクラスですが、好き嫌いあるな〜。
あまりジャンルとして観ない映画ですが、。私のホラー映画No.1にしておきます、。
THE FLY以来のカルトSFホラー爆誕か?
...と思って観てましたよ。ラスト10分までは
カルトって意味では、そうなのかもしれない強烈な個性があって嫌いじゃないんだけど
名作として語り継がれるレベル、とまでは...? って感じデスかね
ややステレオタイプ過ぎる雑な描き方ではあるものの、(上辺だけの)美しさや若さだけに価値を認めて執着する前時代的なマチスモ的世界感、ーというかこれ10年どころか30年前の価値観では?ー の悲哀を、SF設定で描く寓話みたいな感じのストーリー...
どういう結末に持っていくのか?と興味津々だったですが、まさかのスプラッターホラー展開!!
これはこれでB級ホラーとして見事に成立してるんですが、最近はつい、"ハリウッド的に良く出来た良作"を期待する癖がついてしまって、素直に映画が観られなくなっているのかも
と、反省してしまいましたね
デミ・ムーアさん主演で話題!ってことで、勝手にメジャー風の高尚な仕上がりを期待してしまったんですね
まぁ、監督の勝手だけど、あのまとめ方にしちゃうと、デミ・ムーアさんの体を張った熱演が浮かばなれない気もしましたけどね
まさかの展開に呆気にとられて、最後は笑けてきました。こんな映画もあっていい、って思います。これこそ映画館で映画で観る楽しみってことですね
まるでサイボーグなデミ・ムーア
ゴースト/ニューヨークの幻を見た時、デミ・ムーアのキュートなルックスとハスキーボイスに一目ぼれして、1セント硬貨の名シーンでの美しい涙には魂をわしづかみにされたものでしたが、G.I.ジェーンでのマッチョぶりに、あれっ?と思い、久々に見た今回の映画では、まるでサイボーグのような風貌に驚いてしまいました。あの顔ってリアルに整形なのでしょうか? 頬のひきつったような感じがなんだか痛々しかったです。もしこの映画の特殊メイクならそれはそれでリアルな感じがしてすごいですが、多分本当にあんな顔なんでしょうね。
映画の内容もぶっ飛んでいて、脱皮のように上位互換の体が生まれてくるというアイディアは面白かったです。しかし、意識は自分自身のものと思っていたのにその辺があいまいでよくわからなかったところが疑問でした。でも、ラストのスプラッターシーンは、なんだか監督が思い切りぶちかましてやるって意気込みだったのがわかって、痛快でもあり、思わず笑ってしまいました。
感想難しいが
何かすごいもの見たのは確かである。
スクリーンを見るのがキツくなったのも帰りたくなったのも久しぶりだった。
時間を追うごとにエロティックになりホラーにもなりスプラッターにもなりバイオレンスになる。
「ゴースト」のデミ・ムーアを知っている私の世代からすればBBA扱いされるのは心外だったが物語ははそんな感傷に浸るヒマもなく進んでいく。
「え~まだ終わらないの~勘弁して~」と言う感じでキツさが増していく。
エンドロールが流れるまで落ち着く瞬間がなかった。
採点が低めなのは私の採点の基準が「見て良かった度」だからで、正直この作品は見なくても良い、むしろ見ないほうが幸せの部類だったからだ。
だが矛盾するようだがみんな見てほしい。いろんな感想聞きたい。
そんな作品だった。
追伸, デートには向かないと思う笑
リアルホラーでガツンとぶん殴られる
やってくれたね。大人の寓話の範疇を超えた破壊的ラストに完全ノックアウト。
ルッキズムやアンチエイジングがテーマであることをすっからかんに忘れてしまった。
ジキルとハイドみたいに入れ替わるかと思っていたら、なんと若いバージョンが脱皮して生まれる。もう、SFでもない。
出てきた若いバージョンが、古いバージョンの背中を、魚の干物を扱うように
荒っぽく縫い出す。仮縫いかと思えば、そのまま本縫いしてしまって、もう笑うしかない。
どうせお前らは、意識高いことを再確認しにきただけだろ。そういう上っ面野郎はな、大晦日ショーを見にきた観客と同じショックを与えてやる。
リアルホラーで、ガツンとぶん殴られる作品でございます。
いや〜女性の若さと美に対するこだわりって本当に怖いもんですね〜
エスカレートぶっ飛び具合
現代を反映した超絶カルト作の誕生
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