ANORA アノーラのレビュー・感想・評価
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映画史上に残るバカ息子
全く予想外の方向にストーリーが進んでいく。戸惑う間もなく、笑いを堪えきれないハプニングの連続。当人たちが120%本気だからこそ巻き起こるドジの数々。アニーとイゴールのやりとりだけで爆笑につぐ爆笑、一体何の作品を観ているのかわからなくなるほど。
「プリティ・ウーマン」 のような展開を予想していたが、早々に怪しげな雰囲気に。アニーの結婚相手イヴァンは、絵に描いたような金持ちのバカ息子。自分の金と親の金の区別もつかず、ドラッグもやりたい放題。それなのに、両親が来ると聞くとビビりまくる。
ショーン・ベイカーの前作 『レッド・ロケット』 も笑えたが、共感できる登場人物はいなかった。しかし、今回は違う。コワモテなのに雇い主であるイヴァンの両親には涙ぐましいほど忠誠を尽くすトロスやガルニク。高倉健ばりの男らしさを気取るイゴール。人間味があふれ、表情を隠そうともしない彼らの振る舞いは、微笑ましくすらある。
実際は超迷惑なんだけど。
風俗業界で生きる人々を描き続けるショーン・ベイカー監督。今回は特大ホームラン。
笑い疲れ、物語を振り返るタイミングで、心の叫びが聞こえてくる。
泣けるなぁ。
ロシア語
感情をぐちゃぐちゃにしてくれる作品。とにかく笑えて、とにかく考えさせられる。
プリティウーマン アメリカ・ロシア編
そこに愛はあるんか?
結構好きなタイプの映画でした
これがアンチ・シンデレラストーリーなのか…!
女性の ある生き様 本当の優しさ的な 職業に貴賎は絶対にない。だがステータスと収入の格差 は当然ある。❗️
本作は 主演の女性の方 と
男性 『ロシア🇷🇺のティモシー・シャラメさんだと呼ばれている』【🈶有料パンフ パンフ上の表現】人』男の俳優
との 行為 の場面が多いんだわ
本当に インティマシー・コーディなんとか通した❓
と思ったら 色々背景あり
【有料パンフ🈶購入して 確認して❗️】
ちなみに 制作は ウクライナ🇺🇦侵攻以前の模様
アメリカ🇺🇸のロシア人🇷🇺居住区 NY アルメニア🇦🇲の人 ベガス
宣伝の前文句
『本作観たら 『プリティ・ウーマン(ジュリア・ロバーツ👩 リチャード・ギア 1990)が Disney見えてくる』
に惹かれた あっ 無料リーフのコメントか
俺『プリティ・ウーマン』映画館でリアルに 見てるのよ 勿論 ツレ連れて
当時のツレは 大好評 大歓喜だったけど
俺は 釈然としなかった うまくいきすぎ ムリムリと・・・リチャードさんもジュリアさんも今どうしてるかなぁ
よって 期待大でスクリーンに臨んだ
確かに その後・・的でリアル 女性の生き様 負けるなよ
しかし ワシには 少し長かった。中盤からの 刺客たちとの 会話の応酬が 眠くなった😪
後半から ストーリーが変わる・・映画館で確認して❗️
まぁ 性のお仕事も 大変だぁ って
エロ感じるより 労苦を労りたかった。仕事は何でも大変ダヨねぇ
最後の最後のあたりだけ 若干エロ感じた。皆さん スクリーンで確認して。㊙️
全体として もっともだ‼️ 作品。 実は繊細だったりする
俺的には パーティに呼ばれた 主人公の『職場の同僚』が孤独に,壁の花 に見えて 心がマジ痛んだ💔💔❤️🩹❤️🩹
まあ 人生いろいろ 職業や クソ人間も色々作品でした。
面白くはないけど 賛同できる作品でした。よって平均点
有料パンフ🈶は 理解するため必要な事が書かれてた。是非❗️小ぶり
問題は 文字がちっこくて多すぎて 苦戦した 8割以上精読したが 制作背景 プロダクション・ノート的な6ページは
老眼の俺は 流石に読むの放棄しました 文字が多い
まあ 良いんじゃないでしょうかね ただし 付き合って僅かの初期カップル👭にはオススメできない
当然 R18 ➕でした 139分 長かった。もう アカデミー意識しちゃうとみんなこうなっちゃうのかなぁ
それとも この監督の 独自の作風❓
マイキー・マディソンがエロカワ
アメリカ・ニューヨークでストリップダンサーとして働いていたロシア系アメリカ人のアノーラは、職場のクラブでロシア語が話せるという事で、ロシア人の新興財閥の御曹司イヴァンと出会い、店外デートを重ね、1週間で1万5千ドルの契約彼女になった。連日のパーティでタバコにクスリに酒、そしてセッ○ス、さらにショッピングと贅沢三昧の日々を過ごした2人は、休暇の最後にラスベガスに行きカジノで散財したのち教会で結婚した。イヴァンから4カラットの巨大ダイヤモンドの指輪を貰ったアノーラは幸せ絶頂だったが、ロシアにいるイヴァンの両親は、息子が娼婦と結婚したと聞いて大激怒し、結婚を破棄させようとコワモテの男2人を送り込んだ。次の日、イヴァンの両親もロシアから専用ジェットでニューヨークにやって来て・・・さてどうなる、という話。
身分違いの恋で上手く行けば良いのに、と思って観てたが・・・
面白かったが結末はちょっと悲しかった。
アノーラを演じたマイキー・マディソンがとにかく素晴らしい。ストリップショーやセッ○スシーンなどで見せる肉体美、そのエロいシーンも素晴らしかったし、2人の男が家に来た時の暴れっぷりも凄かった。そして笑顔が素敵で可愛かった。
アノーラに夢中になるロシア青年のイヴァンは親が来た時に逃げ出し、親に逆らえず尻すぼみでかっこ悪かった。
その点、イゴールはアノーラを庇い、最後に家まで送ってくれカッコよかった。
とにかく、マイキー・マディソンにやられた、というくらい彼女の素晴らしさを満喫できる作品。
祝!オスカー5冠 コメディはそこそこ面白いが・・・
日本時間の今朝方発表された米国アカデミー賞で、作品賞はじめ主演女優賞、監督賞など5冠に輝いた本作。先週末に鑑賞していた本作の感想をまとめておきたいと思います。
主演女優賞を受賞したマイキー・マディソン演ずるアニー(アノーラ)は、ストリップダンサー。ストリップと言っても、日本のストリップ劇場のようにダンサーが舞台上で観客全員に向けて踊るのとはちょっと趣を異にしていて、アメリカのストリップは客に対する個別サービスを行うお店のようでしたが、そんな店に遊びに来たのがロシアの大富豪(オリガルヒ?)の御曹司というかドラ息子であるイヴァン(マーク・エイデルシュテイン)。アニーを気に入ったイヴァンは、彼女を1週間1万5千ドルで貸し切り、さらにはアメリカの永住ビザを取得するために彼女と結婚することに。ここまでの前半部分はアニーの”シンデレラストーリー”ということになりましたが、イヴァンの両親が本件知るに至ると事態は一変。後半部分は取り巻きの用心棒みたいなのが押しかけてきて、彼らの結婚の無効を主張してドタバタが始めるという流れのお話でした。
アニーとイヴァンの馴れ初めを描いた前半は、ストリップダンスシーンやセックスシーンが満載で、かつアップテンポな音楽を背景に明るい物語として描いていましたが、用心棒が登場してからは明るい音楽が封印され、バイオレンスシーンが満載。かなり色調が変わってしまい驚きましたが、よくよく冷静に見てみると、本作はコメディなんだと認識出来、そうして見ると後半部分こそそこそこ笑える物語でした。
ただ、アニーとイヴァンの結婚を無効にしようと送られた用心棒の1人であるイゴール(ユーリー・ボリソフ)の態度が、徐々にアニーに同情的になり、最終的になるようになった流れは、ちょっと予定調和だったかなと思われました。まあ落ち着くべきところに落ち着いたので悪くはないんですが。あと、イゴールを演じたユーリー・ボリソフが、何処かで見たことがあるなと思っていたのですが、「コンパートメントNO.6」に出て来た俳優でした。この時も無口で不器用で強面ながらも優しさを秘めたロシア人を演じており、アニーのマイキー・マディソン同様に、ハマり役だったと感じました。
そんな訳で、R18+指定でストリップやセックスシーン満載で、コメディもそこそこ面白かったものの、話の本筋が今ひとつであったことから、本作の評価は★4.2とします。
遠いどこかで起きてそうな話ではある
コメディかと思いきや、ラストは
予備知識はほぼなく観賞。
前半は「シンデレラストーリー」、金持ちの息子とストリップバーで働く女性のカップルが描く逃避行…かと思いきや。
逃避行するのは放蕩息子のイヴァンのみ。
中盤から両親からのお目付け役が絡み始めるとコメディのギアがグンと上がる。
イヴァンだけでなく、だらしなく、ふがいなく、大事なところでまったく役に立たない男性達に対して、勇敢でしたたかな女性達が「戦おう」とする姿。
友人でも敵に回るなら容赦しない。
これは痛快でもあった。
その一方で、彼女は「アノーラ」という自らの名前を嫌った。「光」「明るさ」という意味の名をあえて避けたのは、どこかで親が名前に込めた思いを直視できない自分がいたのかも知れない。
そんなアニーがこの一件でいわゆる(地位や名声・金・権力などを)「持つ者」たちと戦いを繰り広げ、ひとまずの終止符を打って、自宅に車で送ってもらったラスト。旅の間、気づけばずっと時を共にし、気をかけてくれたあの彼の優しさに対して彼女なりに答えようとしたあの時、アニーは再び「自分」というものに直面する。
そもそも私は何も持っていないのではないか。
イヴァンの母が言ったことこそが現実だったのでなはいか。
なんて残酷で、なんて切ない。
ノリノリの音楽満載で進んで来た物語が、無音で終わる喪失感。
アニー役の マイキー・マディソンはサイコーにカッコ良くて魅力的。これからが楽しみ。
理想と現実の違いを絶妙に描いている人生讃歌
ストリップダンサーである主人公・アノーラとロシア人の御曹司・イヴァンの恋の行方を描いたヒューマンドラマ。
ストーリーは二部構成のような展開になっていて、夢のような理想を追い求める前半パート(ラブストーリー)と現実に引き戻される後半パート(ロードムービー)で、前後半の雰囲気が一変するストーリーが絶妙な人生讃歌である。
人生経験の浅い二人のハチャメチャなシンデレラストーリーと先の読めない展開に引き込まれた。
2025-32
底抜けの金持ちとおバカ物語
暴力的なアニーとお目付け役たちの一晩のロードムービー
今後マイキー・マディソンを楽しみに待つ日が来そうだ
ひたすらマイキー・マディソンを見つめる映画でした。
映画のドアップにも耐えられるお顔がとても美しかったです。
前半は布面積が少ない場面ばかりですが、中盤からお顔から想像できない強さ(前半でチラッと見せてて終盤に伏線回収?みたいにはなってたけど)を見せてくれて痛快で面白かったです。
ストーリーの柱としてはそれほど珍しさもなく、恐らくほとんどの人の想像通りに進んでいく感じですが(旦那のクズっぷりは想像以上でしたが笑)、肉付けのしかたとマイキー・マディソンの演技で面白い映画になった良い例だと思います。
最後は「やっぱりそうなったか」と一瞬思いましたが、「結局自分はこういう風にしか生きられない」と感じさせる感じでちょっと悲しくなったね。
その先?
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