「エンドロールの向こうの彼女(達)に」ANORA アノーラ へんそんさんの映画レビュー(感想・評価)
エンドロールの向こうの彼女(達)に
▼脚本賞受賞時スピーチ
監督ショーン・ベイカー「本当に信じられません。ありがとうございます。アカデミー、この栄誉を本当にありがとうございます。(中略)
そして、私はセックスワーカーコミュニティにも感謝を伝えたい。彼らは自身の物語を、人生の経験を、長年にわたって私に共有してくれました。心からの敬意を表します。ありがとう。この賞をあなたたちと分かち合います」
映倫+18。 キャッチコピーにもある『ううん、現実(リアル)』。 声出して笑ってハラハラしたけど、本当にこの映画で感じたのは、
女性の有り難さ、素晴らしさ、逞しさ。
こんな世の中で笑って強く逞しく生きる女性たちに男は何が出来るのか。
エンドロールも終わり、真っ暗な小窓のようなスクリーンの向こうに現実(リアル)にいる彼女は、彼女達は、今も泣いているのか、今は笑っているのか。笑っていて欲しい。
大雪の中に埋もれ、沈黙に思える中にも、色々な声を想像させる監督の演出に敬服m(_ _)m
みて、良かった👍
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