「アカデミー賞作品としての評価は理解できなかった」ANORA アノーラ くりくりぼーさんの映画レビュー(感想・評価)
アカデミー賞作品としての評価は理解できなかった
私にも、そこそこ映画を見る力はついてきたと思いたかったが、本作をアカデミー賞級の作品として理解し評価することは私にはできなかった。
まだまだ、未熟者であると思いつつ、まだまだ映画を楽しむ伸びしろがあるのかと思うところ。まぁ、そう難しく構えて映画見るのも何ですが。
さて。
本作の画づくりは好きであり高評価ですが、音・役者などなど普通に感じました。主演女優賞というのも・・・。
作品賞も何故になのか分からなかった。言語をロシアに設定したことや金持ちをアルメニア人としたあたりに、強烈な風刺が効いているとかなのだろうか?分からない。
映像 ★★★★ なんか良い
音 ★★★ 悪くないが特に印象にも残らない
物語 ★★ うーん、ちょっと
役者 ★★★ 悪くはないが、これがアカデミー級なのって感じ?
編集 ★★★ 変な物語ながら飽きずに観れたのは編集の力か
粗さ ★★★ 粗々だと思うが何故か気にならないという不思議
総合 3.2
画は色彩も含め良く、見飽きず、全体としてつまらなかった訳でもない。
しかし、私的には2018年の「シェイプ・オブ・ウォター」をアカデミーが評価したのに続き、ちょっと分からない作品でした。
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