「今回は数少ない女性のフォロワーに見捨てられてしまう男の本音を語るぞ❤️」ANORA アノーラ 病人28号さんの映画レビュー(感想・評価)
今回は数少ない女性のフォロワーに見捨てられてしまう男の本音を語るぞ❤️
監督のアカデミー賞の、映画館で映画を見る体験は必要だ!という発言に感銘を受けて、片道二時間半遠征して鑑賞したのすけ。
監督が色んな人に感謝していたけど、セックスワーカーにも感謝をしていて、
公の場で珍しい事言うなぁ?確か、主人公はストリップダンサーなんだから、いわゆるシモの世話はしないだろ?
と、思っていたのだが、あっちのストリップって、間近で見た踊り子を選んで、チョメチョメできるんだぁ?
日本みたいに、パネマジ( 分からない人、ググれ!) で、写真のおにゃのことは、全く別人が出てきて、店員に抗議するも、返金は出来ないと突っぱねられて、何度、枕を濡らした事か。
更に俺が体験したパネマジは、出てきたおにゃのこが、何と小人で( あまりにも、恐ろしい思い出なので割愛)
さて、ストリップダンサーのアノーラだが、客のロシア人のゲスい金持ちの若造に専属契約を持ちかけられて、値段を吊り上げたりする。
金持ちからしたら、一発ごとに料金が掛からなくて( まぁ、お下品!) サブスク感覚、料金定額で、やり放題だか( 酷すぎるので省略)
ここから、しばらくパリピ共の乱痴気騒ぎが展開されて、ウンザリしてくる。
また、こいつらが発情期のハムスターや、ウサギの如く、ヤリまくる。20分くらいヤリまくる。もう、ウンザリしすぎてぐったりしてくる。
おい!監督!あの感動的なスピーチは何だったんだ?
まだ、この時は、只の太客だったのだが、何やかんやあって、その場のノリでラスベガスで結婚をする。
さー、問題はこれからだ。プリティー・ウーマンのリチャード・ギアは自分のチカラで稼いでる金持ちだたが、このロシア人のガキは豪邸に住んではいるものの、名義は父親で、高級車も本人の持ち物ではない。つまり、こいつには何も無い。
そんな、ヒロシに騙されたアノーラは、当然、ロシアの両親に結婚を大反対される。そして、アノーラのなかった事にする為に、父親の手下の番頭さんと、屈強な二人の殺し屋にしか見えない男がやってくるのだが...。
極真空手の故・大山倍達総裁の名言、
アメリカには、バレエダンサーとは、喧嘩はするな!という、ことわざがある!
との発言の通り、自分を取り押さえに来た屈強な男二人と番頭さんをアノーラがジェイソン・ボーンのようになぶり殺しにするのだw
もうね?アノーラが強いったら、もう!圧倒!
ようやく、はげちゃびんの男がアノーラを後ろ手を縛るも怯む事無く、FUCK、FUCK、と言いながら、もう一人のヒゲのオールバックの男の顔面を両足でドロップキックをかます。
おい!監督!面白いじゃないか!?
オールバックの男は、
鼻が折れちゃったー!冷やすモノが無いよー!
と、喚きまくる。あまりにも、痛かったので、冷蔵庫から冷やすモノを探して、冷やして、ようやく落ち着く。
この乱闘シーンは10分くらい続き、全員が、FUCK、FUCKとタランティーノの映画よりも叫びまくる、この乱闘シーンが面白いんだよ?場内のお客さんも大笑いしてました。
ちなみに、ロシア人彼氏は、アノーラを守りもせずに逃走しています。
さてさて、逃げたロシア人彼氏を、番頭さんと、二人組がアノーラを人質にして追うのだが、ここでも喧嘩は終わるわけもなく、ずっとFUCK混じりの口喧嘩が続く。
追跡途中で、オールバックが絶妙なタイミングでゲロを吐く。お子さんがはしゃぎすぎてゲロを吐くみたいに。ここでも、お客さん、大爆笑。突然、ゲロを吐く登場人物は監督のお約束のようだ。
番頭さんは、
ふざけんな?!この車は明日、女房が使うんだ!どうしてくれるんだ!?
と、キレるw この珍道中、とにかく、いつも誰かがキレている。ここでも、客席、大爆笑。何だ?このモンティ・パイソンは?
そして、ようやく彼氏を見つけるのだが、その場所がアノーラが踊っていたあの店という事が分かるのだ。おい、どこまで肉欲まみれなんだ?おまいは?
彼氏を相手したのは、アノーラが結婚したとはしゃいでいた時に、
もって、二週間だね?
と、素敵な予言をした踊り子のダイヤモンド姉さん( 何て、源氏名だ) が、彼氏を見つけるや、速攻でパックンチョしちゃう❤️
激怒プンプン丸のアノーラは、ダイヤモンド姉さんを一発で仕留める。覚悟、完了!!
そして、一向はロシア人両親が待つ空港に辿り着く。待ち構えるは、最大の難関、悪意しかない義理の母。
当然、嫌われまくっているので、暴言のナイフで傷つけられるアノーラ。彼氏は、何も喋らず味方をしてくれない。
結婚したから、財産を半分貰う!
とアノーラは言うが、鼻で笑われる。でも、ここまで人間の尊厳を蔑ろにされたアノーラは反撃に出る。
お母さん、彼が、貴女が嫌いなタイプの女の子ばかり選ぶのは貴女が大嫌いだから、貴女の嫌がる事をするんじゃないですか?
と、人として言っちゃいけない事を言うと、母親は激怒するが、隣にいる旦那はそれを聞いて大爆笑するのだ。何て、恐ろしい光景なんだ...。
はげちゃびんも黙ってはいない。お金持ちの息子に向かって、
貴方は、アノーラに謝るべきだ!
と、その一言でクビになるかもしれないのに、息子に問いかけるのだが、それでも息子は何も言わないのだ...。
お前にとっては、只の風俗嬢だったかもしれないが、まず人間なんだぜ?職業差別すんなよ?っと、思った。
全てを失ったアノーラを自宅まで送るはげちゃびん。車内でアノーラを慰めようとするもとんからりん空回りするのだがー?
ここから、今までの前半ド下ネタ、中盤お笑い喧嘩道場からは想像できない。心暖まる二人の会話が始まるのだ。うん、これはアカデミー賞を取るべき映画だ!
散々、はげちゃびんに迷惑かけたのに、優しい言葉をくれるので感謝の気持ちを込めて、アノーラは自分の身体を差し出す。アノーラは、生い立ちが不幸だったから、他にお礼の仕方を知らないのだ。
その時、はげちゃびんのとった行動は?
その後は、劇場でお楽しみください!ありがとう!浜村淳でした!!
前半がアレなので、普通のカップルにはお勧めしかねます。乱行ばかりやっているカップルwにだけお勧め。
あと、エマニュエルの映画に絶望した人な?シネフィルは絶対に見るべき!面白いぞぉー?!
ありがとう、バトーくん。
かくゆう私も素人童貞でね。人を癒すという事に関しては、セックスワーカーと、マザー・テレサはある意味、同じだと思っているのだよ?
セックスワーカー、バンザイ!山椒!