「上映開始三分の一でラストシーンが解った」ANORA アノーラ コーヒービートさんの映画レビュー(感想・評価)
上映開始三分の一でラストシーンが解った
アカデミー作品賞受賞ということで、早速見参。
のっけからエロシーンと濡れ場の連続で辟易。助演の用心棒役の言動でタイトルの感想となりました。あんなにエロシーンばかり長々と写す必要はあるのかね。中盤の破壊的映像も騒がわしいだけ。金持ちの放蕩息子と庶民?のラブストーリー的な展開も手垢にまみれています。もっと作品賞にふさわしい作品もあったのでは。最近のアカデミー作品賞はわからん。主演女優さんは日本風に言えば「体当たり演技」です。これからが楽しみな人だが、もっと普通の脱がない映画にこれからは出て欲しい。
口直しに同様の展開だが、本作に比べればほのぼのとした「ミスター・アーサー」(ダドリー・ムーアとライザ・ミネリが出演した版)を再見したくなりました。
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