劇場公開日 2025年2月28日

  • 予告編を見る

ANORA アノーラのレビュー・感想・評価

全528件中、1~20件目を表示

5.0映画は18禁要素が終わってから始まります。

2025年4月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
猿田猿太郎

4.0笑いの奥にあるリアル

2025年3月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

楽しい

重いテーマではあるけれど、始終明るいしコメディ要素も盛り込まれているので、重くなりすぎず見れる点がすごく良かった。
万人受けはしないかもしれないが、私は好きな作品。
特に最後の終わり方がとても良かった!
あの最後が無かったら、リアルじゃなかった。
暴言を吐きまくって、暴れまくって、物を投げ飛ばして、決して弱みを見せず立ち向かっていたアノーラが最後に見せた姿こそ、本来のアノーラだったと思う。

そうだよね。シンデレラストーリーは簡単に実現しないからシンデレラストーリーなんだよ。リアルはこうだよな、と無音のエンドロールを見ながら地面にしっかり足をつけさせられた気がした。

彼女はイヴァンを心から愛して結婚したわけではないだろうし、それはイヴァンもそうだ。お互いが今の現実から逃げたくて、即物的に楽観的に結婚しただけなんだと思う。
彼女はイヴァンとの結婚を無効にされることを拒否したのは、イヴァンへの愛というより、自分を簡単に捨てられる、娼婦としてしか見られない現実を受け入れたくないからというようにしか見えなかった。

アノーラのように、自分の価値を認めたくても、周りがそれを下げようとしてくることって多々ある。
年齢だったり、容姿だったり、職業だったり、人種だったり、性別だったり…
そういう世間のモノサシに計られて、不当な扱いや人権を蔑ろにされている人たちが、今も必ずどこかにいて、日々苦しめられている現実を突きつける、深いメッセージが込められた作品だった。

アノーラがいつか自分の名前が好きになる日が来ると良いな。

コメントする 1件)
共感した! 24件)
AZU

3.0話題のアカデミー賞受賞作品、評価は人により大きく分かれる?!

2025年3月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

第97回アカデミー賞最多受賞作品。これはやはり、観ておかなければと重い腰をあげる。

鑑賞後の感想をひと言でいうならば、「万人向けではない作品です。」そして私の好みでは全くありませんでした。主人公になんとか共通点を探そうとしても見つからない。出演者の誰かになんとか気持ちを寄せようとしても、共感ポイントがなかなか見つからない。唯一、中盤以降に登場のイゴール役のユーリー・ボリソフは救いのキャストでした。

最優秀主演女優賞を受賞した、マイキー・マディソンさんは、体当たりな演技で若くて美しかったし、それなりに見応えはありました。夢のようなシンデレラストーリー?から一転、中盤のドタバタ喜劇。そして雪と車のワイパーの音からのほぼ無音ラストは、とても映画的で素敵ではありました。しかしやはり一番大事なココロが置いてきぼりにされた気がして、共感できなかったのが大きいと思います。そもそもあんなクズは好きになれない。金目当てと割り切ってもです。なんなら、女をバカにしてるのかしら?という不快感が沸々と湧いてこなくもない後味ですが、私だけでしょうか…。
この映画は、人によりかなり評価が分かれそうな作品だと思います。もちろん男性の方が高評価で女性の評価は低いのでは?と思います。私の見方穿ってます??アカデミー賞審査員の男女比率を教えてほしいものです…🧐

この作品をおすすめな人は
話題作は必ず押さえておきたい人
映画がかなり好きな人
多分女性より男性…

それ以外の万人にオススメはしません!!もっと楽しめて後味のよい作品はたくさんあります♪

コメントする 4件)
共感した! 33件)
ななやお

3.5静かに心に響くエンドロール

2025年3月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 15件)
共感した! 64件)
momokichi

3.0ただ20代なだけ

2025年3月2日
PCから投稿

同日公開のシャラメか、R18+か。

ANORA アノーラ





若い二人が満面の笑顔で幸せそうなポスター。そしてその横に、「ううん、現実」とある。
まあ、そういうことなのだが、なぜか、主演女優のほうのアノーラばかり肩入れ、感情移入をする傾向がある。

オレは、セックスワーカーではないから、彼女の気持ちはわからない。

だが幸せになれると有頂天になっての、掴みかけたものが奪われる悔しさはわかる。この映画の彼女のキャラクター設定については、幾多の作品群と何ら変わりはない。ただし、本作の場合は、「奪われた」ということだけではないところがちょっとしたミソだが、それでもよくある話だ。

オレは富豪の息子ではないので、彼の苦悩はわからない。

20代前半は、金を持とうが持つまいが、多くの人は人生で一番自由。彼はおそらくはいつも酔った勢いで(必要もないのに)通うアノーラの店に行ってしまうのだろうが、富豪で、女友達(そして、性欲を満たすだけの関係の相手)もいるはずの彼が、アノーラと契約し、勢いか、適当か、結婚をするのか、も分からない。

だが、貧乏学生だったオレが、そんなところに行って、勝手に恋に落ちても、契約なんかできないから、オレが20代だったら、そいつをバカだとは思いもせず、むしろ憧れたことだろう。

これは、「プリティ・ウーマン」の現代版、若者版、「ううん、現実」版、ということで片を付けてもいいのだが、オレはどうしても、カレは実は「描かれていない部分で」十分にもう一人の主人公だったと思う。

主人公の裏でカレが、20代らしく、羽目を外し、豪遊し、結婚を口にしたり、ヤバくなると、逃げ出す。

そしてまた酔って、「逃避」の場所へ行く。このことは実は別にアノーラでなくてもよかったんじゃないか、と思わせる重要なシーンであるが、面白おかしく描かれるところが素晴らしい。

悪役のように登場するカレのママ。だがこれはアノーラだけでなく、カレにとっても脅威。そしてパパはバカ息子というが、アノーラの捨て台詞に不気味に笑う、こちらも少し理解しがたいパパ。

だがカレをバカ息子と言っていいのは、父親、そして彼をクズと言っていいのは、目付で世話を焼く取り巻きだけだ。

とてもじゃないが、オレのようなおっさんは彼をバカやクズとは言えない。彼はただ20代前半なだけなのだ。

監督がショーン・ベイカーだから、これまでの作品群からして違うのかもしれないけれど、ポスターにあるあんな素敵なシーンの一人なのだから、彼はもう一人の主人公。

追記

今どきあり得ない聞き込みという形を言い訳にしているところが見えはするのだが、中盤にロシア系の生活が主人公たちが移動しながら描写される。アメリカ映画であんまり見ないなあ、と興味深い中盤だった。

追記2

ハゲの人

顔がまんまロシアな人だが、ちょっとある要人の顔も想起される顔で、こういう優しい(そして奥手)設定が、なかなか「ブルータリスト」と対になって面白いなと思った。

コメントする (0件)
共感した! 21件)
しんざん

4.0ショーン・ベイカー、パルム・ドールをオスカーおめでとう

2025年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ショーン・ベイカー監督は好きなので、オスカー受賞は素直に嬉しい。彼のベストの作品とは思わないのだけれど。
「セックスワーク イズ ワーク」であり、性産業に従事する人々は生身の人間だ。そこに金持ちのボンボンが聖なる娼婦的な幻想を持って接触し、金の魅力で結婚することになるが、セックスワーカーをさげすむ富豪の両親に引き離されることになる。親も親なら、息子も息子なのだが、それに振り回される主人公アノーラの等身大の魅力が痛々しくも光っている。結婚を解消させられそうになり失踪したボンボン息子を呉越同舟的なメンバーで探し回る後半のシークエンスは、人の滑稽さが詰まっていて面白い。労働者階級の男性イゴールと、最初は反発しつつも連帯を感じ始めるアノーラには、労働者同士の連帯みたいなものが感じられる。資本家とそれに振り回される労働者の構図が後半は、滑稽さを帯びて描かれている。ベイカー監督は性産業をいいとも悪いともジャッジしないのが美点。ただ、それはこの世界にあり、そこで働いている人がいるという端的な事実をリアルに映し出している。簡単なようで難しいことだと思う。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
杉本穂高

3.5A GTA Mission for the Screen

2025年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

Sean Baker delivers his finest take yet on the sex worker class chasing the American dream. Its real-time, day-in-the-life plot plays like a comedy Martin Scorsese might direct. It’s a sexy adventure film—perhaps not as deep as its multiple Oscar wins might suggest—but it excels in being unpredictable. Of course, the charming Mikey Madison steals the show, much like Ariana Grande did in Wicked.

コメントする (0件)
共感した! 18件)
Dan Knighton

4.5中盤のスラップスティックな転調に驚き、爆笑

2025年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

今年のアカデミー賞の有力候補「ANORA アノーラ」はノミネート6部門、「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」は同8部門でともに2月28日日本公開。あちらはティモシー・シャラメ主演、こちらの御曹司イヴァン役マーク・エイデルシュテインは「ロシアのティモシー・シャラメ」と呼ばれているそうで、ちょっとした奇縁も感じさせる。

「マイ・フェア・レディ」から「プリティ・ウーマン」へ受け継がれてきたハリウッド好みの“プアガール・ミーツ・リッチマン”の鉄板プロットをなぞるかと思わせる前半。ただし恋に落ちるのがロシア系アメリカ人ストリップダンサーのアノーラとロシアの超大物の放蕩息子で、出会ってほどなくエッチしまくり、早々に結婚してしまうのが今どきなインスタント・ラブというか、タイパ時代の視聴者向けというか。あけすけな性的描写は「そんなに必要?」と思わせるほど多く、わざと品格を下げているように感じられるのは自分が歳を取ったからか。

2人がエッチ三昧の日々を満喫するイヴァンの家に、親の命を受けたお目付け役たちが到着してから、突然スラップスティックな喜劇に転調する。これには大いに驚き、また爆笑してしまった。この意表を突くシフトチェンジが実にうまい。お目付け役2人のうち若いほうのイゴール(ユーリー・ボリソフ)がはじめ少し不気味で、だんだん情けなくなり、いつのまにかすっかり彼に同情していた。登場人物の中で一番好きなキャラクターだ。

昨年のカンヌでのパルムドール受賞作でもある。同賞は過去にも「アデル、ブルーは熱い色」や「TITANE チタン」など、既存のモラルに挑戦するような過激な映画が数年おきに受賞しており、傾向としてわからなくもない。さてアカデミー賞ではどんな結果になるか。

コメントする (0件)
共感した! 56件)
高森郁哉

4.5どうしようもない現実の重みが心の奥深くに突き刺さる

2025年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

ニューヨークでストリップダンサーをしているアノーラはくだくだな生活にうんざりしている。暮らしに希望は持てないし、仕事はキツいし。それでも日々明るく、気丈に振る舞うアノーラの前に、客としてロシアの新興財閥、オリガルヒの御曹司、イヴァンが現れ、アノーラはいつものようにお決まりのサービスで対応していた。でも、屈託のないイヴァンを側で眺めながら、彼女の顔が一瞬真剣になる瞬間を見逃さないで欲しい。アノーラは迂闊にも、そこにイヴァンとの未来を見てしまうのだ。

『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』や『レッド・ロケット』でアメリカ社会の最下層で生きる人々にカメラを向けてきた監督のショーン・ベイカーのタッチは、今回も鋭く、時に優しいが、過去作と異なるのは、途中からアノーラとイヴァンの暴走を食い止めるための刺客が現れて、ガイ・リッチーの群像コメディに似たカオスに突入する点。そこでの速いテンポと間を外さない笑いは、映画の観客層を広げる役目を果たしている。

やがて訪れる痛ましいエンディングは、ベイカーならではの複雑な味わいだ。根強い人種差別、職業差別、性差別と懸命に格闘しても、どうしようもない現実の重みが、アノーラを介して心の奥深くに突き刺さるのだ。

コメントする (0件)
共感した! 61件)
清藤秀人

4.0終始共感できないセックス、ドラッグ、パーティー続きの10代バカ丸出...

2025年11月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

終始共感できないセックス、ドラッグ、パーティー続きの10代バカ丸出しの前半と予想外のチームアップによる爆笑捜索劇な中盤と狂いそうになる程の悔しさに苛まられる終盤の上で差し込まれるラストの描写
救いようないほどの金持ちバカ息子に振り回された彼女の最後の姿に胸が苦しくなる、ポスターとは真逆の苦いラストだった

コメントする (0件)
共感した! 0件)
オレ

3.0褒めてる意見の多いラストシーン

2025年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

見終わって初めに湧きあがった感情が
「え、これが作品賞?」だった。

アノーラの大絶叫から始まるヴァーニャさがしは面白かった。

褒めてる意見の多いラストシーンも、個人的には「?」。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
mar

4.0緩急入り混じる劇的な展開とマイキー・マディソンの演技

2025年11月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
にち

4.5血は濃いね。

2025年11月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

令和のプリティウーマン、さらに
カンヌで受賞とお墨付きの
フィルターから見出したのですが、
めちゃくちゃ面白かった。

ラストシーンから
逆算して書いたのかなと思うほど
ラストカットが最高でした。

ロシア系アメリカ人を演じた
主演女優さんの知的エロスは
また次回作も観たくなるほど。

キュートなバカ息子も彼女の魅力より
親を選ぶという筋書きは
古今東西、血は欲よりも濃いんだなぁと
納得しました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ZUNKO

2.5もっと静かに見せてもらえませんかね

2025年11月11日
PCから投稿

信じた男に裏切られ、周囲の人間からも見下げられたアニー。
いいかげん諦めなよという周囲に対しそれでも私は「NO」と言い続ける。
テーマ的には大好物なのに、最初から最後まで全く楽しくなかった。
ここまでNot for meな作品は久しぶり。
とどのつまり、心に残るショットがない。それに尽きる。
なぜアニーがアノーラと呼ばれるのを嫌うのか。
理由はほんのり提示されるが、作品の大半を占めるガチャガチャした演出ばかりが悪目立ち、
彼女に心の裏側にまで気持ちが届かない。
叫び声ばかりが耳にこびりつき、疲れたとしか言えない。
マジでこれが作品賞?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
galarina

4.5イゴールめっちゃ包容力ある🥺 繋がるのが怖いけど、繋がりたい でも...

2025年11月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

驚く

イゴールめっちゃ包容力ある🥺
繋がるのが怖いけど、繋がりたい
でも繋がり方がわからない
泣かされる映画だとは思っていなかった
熱演だったし印象深い映画だった

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kanae

4.0ラストシーンのアノーラの行動は…

2025年11月3日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
KQ

3.5カンヌ&アカデミーだけど、映画館ではパス。

2025年11月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
そろそろだな。

3.0現実をみよう

2025年11月1日
iPhoneアプリから投稿

豪邸も豪遊に使った金も、全て親のチカラ。
日々ゲームに明け暮れ、酒や薬に溺れるイヴァンを側でみていて結婚しようの言葉によく乗ったなと。
アノーラは世間ってものを知らな過ぎる。
バカ息子イヴァンも然りだが、アノーラも大概。
「成人」なんだからと発するアノーラだが、正直、2人とも全然子供。
結婚も、お金を稼ぐってことも、甘くない。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
84

4.5身分違いの恋の話かなー?

2025年10月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
YOTSUBA

2.0合わなかった…

2025年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

これってコメディなの?
バーニャが自分勝手すぎてイライラ
全然わらえないし、F××king、F××kingずーっと連呼してるし気分悪い

セクシーで魅力的なアノーラだったからなんとか最後まで見れた🫶

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ジュディス
PR U-NEXTで本編を観る