「僕は奈緒さんのファンなので100%藤ヶ谷がワルイ(^^)」傲慢と善良 マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
僕は奈緒さんのファンなので100%藤ヶ谷がワルイ(^^)
架が真実に誕生日プレゼントを渡す場面。架が指輪ケースを取り出す。ここで僕は(きっと真実も)、ケースの中身は当然、婚約指輪だろうと予想した。
ところが出てきたのは婚約指輪じゃなかった。
「えっ、婚約指輪じゃないの」 ( ゚д゚)
おいおい藤ヶ谷、オマエ学習能力ないのか?4年付き合って振られた元カノは、アータが結婚しないから別れたんだぞ。 元カノが、私にとっては ”まだ27” じゃなくて、 ”もう27” って言ってのを忘れたのか?
奈緒ちゃんとは知り合って1年とはいえ、婚活アプリで知り合ったんだぞ、婚活アプリで。
真実にとっては、 ”まだ1年” じゃなくて、”もう1年” なんだヨォ~。
僕には映画館中になり響いた真実の心の雄叫びが聞こえた (^^)
「え゙~、婚約指輪じゃないのぉ~、オ゙レ゙がホントに欲しいのは、婚約指輪なんですけどぉ、コ·ン゙·ヤ゙·ク·ユ゙·ビ···ヷ~~↗️」
それから、架が結婚したい率を聞かれて70%と答えた時、ワシはあまりの驚きに鑑賞中に心の中で大声で叫んでしまったぞ。
「な、70パーセントだとぉ~、200パーセントと即答せんかい。 100歩ゆずって120%じゃ。ましてや70%なんて0%と変わらんわい。何を考えてるんじゃ架」
というわけで、ワルいのは100%藤ヶ谷であるという結論に達したのでした。
あと、ちょっとドキドキしてしまったのが、真実とボランティアのリーダー耕太郎がミカン畑にすわっておにぎり食べる場面。
リーダーが、ためらいがちに真実をドライブに誘う。
耕太郎も真実も、そしてワシも少しドキドキしたぞ。大人でもこんなときは中高生と一緒じゃ。
最後は奈緒ちゃんと藤ヶ谷のヨリが戻ってハッピーエンドなんだけど、耕太郎が振られてしまって、ちと可哀想に思ったヨ。
1妻多夫制とか多妻多夫制が有ればいいんだけどネ。まあ、そんなことになったら桜坂ママ(宮崎美子さん)が卒倒してしまうに違いない。
そして真実は桜坂ママに「うちの敷居は2度とまたぐな」と言われてしまうだろう。
以上、「傲慢と純情」というタイトルに込められた原作者と映画制作者の想いには全く言及しない単なるラブストーリーの感想でした(^^)