「【パワハラ、セクハラが普通のパブのあるホテルにワーキングホリデーに行った二人の若き女性が経験した事。ラストはスカッとするなあ!】」ロイヤルホテル NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【パワハラ、セクハラが普通のパブのあるホテルにワーキングホリデーに行った二人の若き女性が経験した事。ラストはスカッとするなあ!】
■オーストラリアの旅を満喫していたバックパッカーのハンナ(ジュリア・ガーナー)と、リブ(ジェシカ・ヘンウィック)。
資金が尽きたため、砂漠の炭坑の町のパブへワーキングホリデーに向かったが、彼女達を待ち受けていたのは、物凄いパワハラ、セクハラ、ストーカー行為だった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・二人を待ち受けていたトンデモナイ男達の数々に呆れ果てる。
・ロイヤルホテルの主ビリーは、自らも酒をかっくらい、借金塗れ。序でに彼女達への最初の挨拶は“メス犬”である・・。
・パブにはドリー達、女性を喜ばせようとしつつも、とんでもない下品なセクハラ発言を平気でする炭坑で働く男ばっかり。
あれじゃあ、嫌になるよね。
・ハンナを演じたジュリア・ガーナーは「アシスタント」でも、パワハラに晒される女性を演じていたなあ、と思ったら監督も同じだった。
・パブの男達が不気味何だか、ユーモラス何だか分からない、何とも言えないだらしなさである。
女性のいない職場の男達にして見れば、ハンナとリブにちょっかいを掛けたくなる気は、分からない事も無いが、”流石にあれは遣り過ぎだろう!”と思うシーンが連続である。
<ラストのハンナとキティの行った事は、犯罪ではあるが大いに支持したくなってしまった作品である。
フライヤーには、この作品がノルウエーのバックパッカー女性二人が経験した事を基に制作されたとあるが、その事にもビックリである。>
<2024年9月8日 刈谷日劇にて鑑賞>
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