ボーン・トゥ・フライのレビュー・感想・評価
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目くばせにはぬかり無し
恋愛要素を抜いた中国版「トップガン」。多分に国威発揚的ではあるけれど、男の子にはメカニカルな戦闘機を、女の子にはワン・イーボーの甘いマスクをと目くばせも巧みで、直球の胸アツ展開とド迫力の空中戦映像で、なんだかんだで終盤にはグッと来てしまった。うまいなぁ。
中国空軍恐るべし
優れた操縦技術を持つ空軍パイロットのレイ・ユー。彼の才能を知ったテストパイロットチームの隊長・チャン・ティンからチームへ誘われ、試験の結果レイはテストパイロットに選ばれた。レイをはじめとするパイロットたちは新世代ステルス戦闘機のテスト飛行任務に就くが、テスト飛行は精神的にも肉体的にも想像を絶する過酷さだった。極限状態の中、成果を出せずいらだちを覚えていたレイは、総合力でライバルのドン・ファンに負けていた。しかしティン隊長からステルス機のテストフライトの相棒に指名され・・・さてどうなる、という話。
中国がアメリカを仮想敵国として軍事力を向上させようと開発に拍車をかけている様子が知れた。空母も持っているし、日本の自衛隊は大丈夫かと不安になった。
レイ・ユー役のワン・イーボーがメチャイケメン。ちょっと自分勝手な所は有ったが、前線の仲間のために限界を知り、性能を向上させようとする向上心からのものだと伝わってきた。
中国は、自分たちが勝手に自分の領土だと言い張ってる南沙諸島へ他国戦闘機が来たら撃ち落とす、なんてやらかしそうで不気味だった。
中国空軍、恐るべし、と感じた。
ワン・イーボーさんかっこよすぎです。😍
2024年劇場鑑賞7本目は、広島の八丁堀にある「サロンシネマ」さんで「ボーン・トゥ・フライ」🛩️
中国版トップガンのような戦闘機スカイアクションムービー。
次世代ステルス戦闘機開発という国家プロジェクトに挑むテストパイロットたちの情熱、友情、絆を描く本格アクション作品です。
中国作品を初めて見たのが同じワン・イーボーさん主演の「無名」なんですけど、めっちゃかっこよくって「あっ、また出てるー。」って思って期待感たっぷりで鑑賞してきました。
今回もめちゃくちゃかっこよかったです。もう大ファンです。😍 単なるトップガンを真似したような作品でがっかり、も覚悟しての鑑賞でしたが、なんのなんのとっても良かったです。ストーリーもしっかりしててテンポもいい。映像技術も臨場感たっぷりで迫力満点です。不覚にもお涙までポロポロと。😭 とっても期待以上でした。🤗
※3人同時主演の作品だけど、ワン・イーボーさんがかっこよすぎて、他のお二人が霞んでしまうほどの存在感です。ヒロイン役のチョウ・ドンユイちゃん可愛らしかったです。
命と使命
テストパイロット達の描き方や撮影・演出は、良い映画なのだと思いますが(楽しめました)、内容が、中国は自国の力だけで、最新兵器を開発出来るので、アメリカなどには戦争に負けません、と自負している内容なので・・・、世界平和を祈ります!
自称兵器マニアの戯言
中国軍のヤンチャな戦闘機乗りが新型戦闘機開発に青春とか命とか懸ける…
最後にいつもの「中国人民解放軍、最強!」が出てくるまでは普通にイイ話だった。
ただし、トラブルの内容が素人には分かりやすくマニアにはあり得ないのが鼻についた。
エンジンが暴走したら操舵できなくなる?
荒野を飛んでいたのに何時の間にか大都市上空?
風も無いのにメッチャ流されるパラシュート?
最後の事故、結局どうやって回復した?
英語を話すパイロットが乗った米国製戦闘機に領空侵犯され先制攻撃までされた?
などなど、こういう茶番が気にならないなら楽しめるだろう。
兵器は中国軍の各種戦闘機や未だに実戦配備されていない米国製の無人戦闘機などが実機とCGで登場し眼福だった。
中国版トップガンだけど全く応援したくない
2024年劇場鑑賞164本目。
テストパイロットの話なのでトップガンを連想させますが、アメリカみたいに莫大な開発資金や高度な技術はなく、他の先進国と違ってまともな友達いないから開発はその分人の命を使って進めるしかないようです。それだけ頑張って開発に成功したところであの中国の軍事力が上がるということは世界平和的には後退する事になるのでむしろ失敗してしまえと思いながら見るしかありませんでした。
初っ端から、 『あ、他国の領空侵犯は許せないんだ?』って、 冷めた...
初っ端から、
『あ、他国の領空侵犯は許せないんだ?』って、
冷めた目で見てしまった
欧米人の描き方が、
たまに報道番組の特集とかで見かけるような、
ある北の国でやってるドラマに出てくる人物と同じで笑えた
そのせいで、
その後はどんなに良いシーンがあっても、
単なる、お国バンザイ映画みたいにしか見えなくなってしまった
極めて危険な職種
テストパイロットとは、航空自衛隊のHPによると「航空自衛隊の装備品の新規開発や能力向上のための飛行試験等に計画段階から参加して、 実際に航空機を用いた飛行試験を行うこと」だそうです。
しかし、飛行試験と言っても限界を知るための飛行です。
前澤友作さんの『僕が宇宙に行った理由』でも重力に耐えるための過酷なトレーニングは出て来ましたが、パイロットもまた同じです。負荷がかかるシーンはリアルでした。
そして彼らの情熱はまさにタイトルの『ボーン・トゥ・フライ』を体現していました。
ブルーインパルスを見ただけで、キャ-キャ-言っていましたが、このような危険と隣り合わせの任務を担っている人もいるのだと勉強になりました…
物語は起承転結が明確で、飛行シーンもものすごい迫力があり楽しめました!(ミニちょんまげは不要のような)
惜しい
面白かったけど
多国に領空侵犯しまくってる中国が「領空侵犯された我が国の主権を守る!」みたいなテンションだから感情移入がし辛い
人間もいまいち描けてない
なんか凄く惜しい
もうちょいでめっちゃ泣ける作品になりそうだったのに
開発に軸を置いた中国版トップガン
中国版トップガン。
メッチャストーリー展開がしっかりしてます。
ラブストーリー少な目、キス無しなのが中国版って感じ。
でもBGMはやっぱり西洋風ロックなんだよね。
中国っぽい曲だと、やっぱり雰囲気に合わないもんね。
テストパイロットのお仕事
せっかくのTOHOシネマイレージデイなので急遽予定を変更してこちらを見た
オープニングの配給会社の多さにまた中国バンザイかな、やな予感した
エースパイロットの下りでまさかのバッドエンド?と思ったらそこからがまた長かった いつ頃の話だろう?中国ってあんなに開発ポンコツなのかなちょっとビックリ トップガンには及ばないけどお仕事の意義は分かりやすいし、緊急事態が多すぎるような気もしたけど、音楽も中国らしからぬ中々楽しめました しかしBorn to flyと云うよりむしろFly to dieになっているような
射出座席の方の原因究明もお願いします
第4世代戦闘機のエンジン開発に携わるテストパイロット達の話。
それは実戦じゃ?なドッグファイトで限界を超えてエンジントラブルを起こしたものの、熟知したパラメーターをフル活用して帰還したレイ・ユーが、テストパイロットにスカウトされて巻き起こっていくストーリー。
トップ・ガンと違ってエンジンや機体に付随する装置のテストに終始する内容で、実話ベースでもないのにこういう題材は珍しい気がする。
上には上がはわかるけれど、序盤だいぶ持ち上げておいてレイ・ユー結構ポンコツ?テストなのに自己主張の為に規律を守らないとか、降りてからもフィジカルチェック断るとか軍人としてあり得ないしね。
そしてまさかの開発側にも!?
何だかご都合主義満載だけれど、迫力満点だし漢臭いところもあるしでなんだかんだ面白かった。
この職場、危なすぎない?
売りは航空機のムーブとリアリティのある内装、新疆ウイグルの風景だろう。
砂漠に太陽光パネルが広がる情景は現代中国ならでは。
ただ、プロットのリアリティラインの低さは評価を大きく落とす。
軍事境界線を越えたときの敵の行動が警告ではなくミサイルの使用であったり、テストパイロットが次々と危険な目に合う流れはちょっといただけない。こいつら本当にプロなのか?エンジニアは首を括るべき。安全第一を職場に飾ろう。
キャラに視点を置くと佳作(☆4)で、全体を俯瞰すると駄作(☆2)。間を取って3点で。
好き嫌いは分かれようがおすすめ枠
今年232本目(合計1,324本目/今月(2024年6月度)32本目)。
(前の作品 「関心領域」→この作品「ボーン・トゥ・フライ」→次の作品「クワイエット・プレイス」)
本作品は中国映画で、その中国の領土問題…というより海軍のテストパイロットを扱う映画であるために、どうしても内容的にセンシティブな話題が多々出るのが、映画と政治は思想を別と考えても好き嫌い考えられるかなといったところです。
またその趣旨上、「お好みの表現」をしないと検閲か何かに通らないのか、やたらにプロパガンダ的な発言もままあります。この上に軍隊映画という事情から、かなりマニアックな単語がどんどん出てくるので、ある程度字幕に苦労する方はいるのではないかな…といったところです。
ただあからさまに思想の押し付けもないし、趣旨も理解できるものではあります。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/字幕がない部分がある)
看板などで一部見られますが、「今天」(日本語では「今日」)など、字幕がないところもあります。これらのために時間軸がずれているのかとかがわかりにくく(実際には時間軸はごく一部の回想シーンを除いてない)、ただ字幕がない部分でも常識的に漢字から類推できる部分は一応かなり多いので、採点幅としてはこの程度でしょう。
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(減点なし/参考/韓国においては何がおきたか)
この映画のように、中国(台湾・香港などを含まない狭い意味)がこのように極端に「空の領土」をめぐって領土問題を主張されているのはこの映画でもリアルでもご存じの通りです。
一方、韓国は北朝鮮との朝鮮戦争とは休戦状態にありますが(終了していない)、韓国においてはその周りがいわゆる「共産主義ばかり」の国であるため、飛行機を一つ飛ばすだけでも苦労し、実際に共産国とこのトラブルで相手国からの攻撃で民間機が墜落を招いた事件もあります。
こうした理由から韓国は飛行機に対する「恐怖感」が(日本では、経験した悲惨な事件とは別に)存在する以上に、飛行機ものの韓国映画では「ハワイなど日本は通っても南側にしかいかない」展開が大半になるのは、こういった部分が波及しています。
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