フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価
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アィディアはいい。娯楽映画として及第点だ。
アボロ11号の月面着陸は捏造ではないかと言う都市伝説が昔からあった。それに着想を得てこの映画が製作された。
目のつけどころが良い。それから虚実入り乱れた物語を作ってしまうハリウッド式映画製作に感心してしまう。ちょっと長いのが惜しまれるけれど、娯楽映画として十分楽しめる。
たまには軽ーいアメリカンムービーもよき
チャニングテイタムかっこよかった、スカーレット美しかった。それに尽きるザ・アメリカン・ムービーでした。
月面着陸がフェイクだった説を題材にしたというところでとても楽しみだったけど、それが出てきたのは後半で、前半はひたすら詐欺師マーケターが嘘をたくさんつきながらアポロ11号を売り込む話だった。それはそれで面白かったけど。
売れりゃーなんでもいいのよ、みたいな勢い重視の展開もコンプラがんじがらめの今からするとあり得なすぎて逆に気持ちよい。
全頭脳派技術者のトップであるはずのテイタムの役も何故かガタイ良すぎて全然頭脳派に見えない。怒りすぎ、簡単に恋に落ちすぎ、全人生かけた打ち上げの時にまで女気にしすぎ。
でもそのスピード感と小気味良さがとてもアメリカンな感じで素直に楽しめました。フェイクの位置付けも程よい感じ。ひとまず実際着陸できてもフェイクの方を使おう、というモーの指示の意図はよく分からんかったけど。。(しかも音はリアルにするなら尚更)
ま、でも実際準備まではしてたとしてもおかしくないなとは思ったので、まんまと思うツボかも!
面白かったよ。
1968年小2の僕は、夜遅く、目をこじ開けてアームストロングの姿を観ていた。翌年の大阪万博に月の石を並んで観たよ。まさかこんなことがあったんかな?
カプリコン1は、フェイクにしたけどね。
ギリギリのリアルだな。しかしスカーレットヨハンソンは美しいね。コミカルな場面もあって楽しみました。
思ったより真面目
話しの内容からしたら、もっとトンデモ内容になるかと思ったら、アポロ11号の発射の裏側を虚実混ぜて丁寧に、ユーモラスに描いた良作。詐欺師な役スカーレット・ヨハンソンと、誠実な役チャニング・テイタムの対比が面白い。陰謀論を茶化してから、しっかり否定してるのも、スッキリな終わり方。黒猫ちゃん、伏線と思ったけど、そう使うか笑
スカーレットさんもチャーミングでテイタムさんもイケメン。脇役の人もいいね。食えない男モー役のウディ・ハレルソンも良い。(汚れ役なのに、なんか憎めないのである)
関わった人全員で楽しむ感じ
アームストロング船長が月面に降りたつ映像って実はフェイクだとかって話あるじゃないですか、あれホントのところはですね、という物語
月面着陸は皆で目指すとして、
それはそれとして結果的に得たい何か、そしてその為に飲みこめる誇張の強度も、人によって派手にバラつく
カラッと明るく創意工夫がモリモリと積み重なる
ハリウッド映画が人を惹きつけるのは、中の人が楽しんで作ってるのがビンビン伝わってくるから、ってのを久々に見せつけられた感ある、これは良作、素晴らしく楽しい
これでいいんだよ+αな映画
久しぶりに洋画を見たこともあって、終わった時に「これでいいんだよなあ」という充実感があった。間違い無しのシナリオである上に、1960年代のアメリカの雰囲気が味わえる点に満足感があった。アポロ計画と世論の関係も、いまに通ずる何かを感じます。
USAの嫌な所を突きつけられて
アメリカという国の軽薄で傲慢で浅はかな特徴が
嫌と言うほど描出されて、如何にもこうにも嫌気が差した。
自虐ネタなのかしら、、
数年、米国に住んだ経験が有って個人的な感想ですが、、
役者は良かった。
主演2人のロマンスは取ってつけた感があるけれど、、
ウッディハレルソンの軽妙な、最後のあの歌は話の筋と関係無く、お洒落で最高だった。
冷戦の狭間で
噂もしくはソ連からの言い掛りとしてあった話を映画化したした作品。
結論から言うと楽しめました。
50年以上前に国家単位でフェイク動画を作ろうという発想が面白い。
いや、むしろ鮮明な映像が存在しない時代だからこそ人々を騙せる可能性が高かったということか。
最終的には本物の映像でしたという話で終わるのだが、本来なら本物の映像を送るために万全の体制をひいて置くべきところをドタバタ劇にする所がアメリカ映画らしい笑
それにしてもスカーレット・ヨハンソンが美しすぎた。
NASAに潜り込めるのか?
シリアスな歴史陰謀物と思いきや雑なコメディだった・・・。
謎の女詐欺師、という設定もイマイチ。TOHO日比谷のTCXで観たけど、ロケット発射シーンもそれほど迫力なく、追加料金払ってまで大画面で見る価値はなかった。アマプラに落ちてきてからタダで観ても良い。
スカーレット・ヨハンソンもチャニング・テイタムも好演だけど、ウッディ・ハレルソンの怪演が場をさらった感のある一作
「1969年のアポロ11号による人類初の月面着陸をとらえた映像は、実は偽物だ」という有名な陰謀論を物語の重要な柱の一つに据えているところが本作の最大の特徴といえます。
主演のチャニング・テイタムは発射計画の着実な実行に専念するNASAの職員を、一方のスカーレット・ヨハンソンは月面着陸計画を周知する宣伝のプロとして働きつつ、ある陰謀にも加担してしまう、という役どころに対して、見事な演技で応えています。
が、変にユーモアで得体のしれない政府の工作員を演じたベテラン俳優ウッディ・ハレルソンと、偽映像を撮影する映画監督、ランス役ジム・ラッシュの「怪演」がかなり際立ち、結果として主演二人が割を食ったような格好になりました。
アポロ11号を搭載したロケット打ち上げ施設、その建造から発射までの経緯の描写は、その巨大構築物としての威容を細部まで描いていて、圧倒的という言葉がぴったりです。当時のフィルム映像とCG、セットを組み合わせた映像は、見学者としてそこに立っているかのような臨場感を与えてくれます。この迫力を体感できるだけでも、劇場で本作を鑑賞する価値は十二分にあるでしょう。
スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムの恋愛要素が前面に出てくるかのような印象を与えるポスターなんですが(本作と同名タイトルの歌もラブソングだし)、二人とも割と自分の職務に専念していて、実際の描写は割とあっさりめ(すべてがさばさばしてる、という訳でもないんだけれども)。そのため本格的な恋愛要素を期待すると、ちょっと物足りないかも。
ある小動物が出てくる場面だけ、急にコメディー要素が強まるので、「なんか作品から浮き上がってるなー」とちょっと困惑してたんだけど、あれは「このあたりの話はフィクションですからねー」という作り手側の目くばせなのかも。じゃないと陰謀論の部分まで事実と信じる人がいそうですからね……。
月に行くのは並大抵のことじゃない
技術的な面は当然のこと、海外情勢、経済面、政治的な面、優秀な人材の確保含めて、色んな条件が揃ってはじめて成立する話ということがよく伝わってきました。
見応えのある映画でした。ありがとうございます。
破綻寸前の完璧
のっけからスワンソン選手のマシンガントークが炸裂して、CMのような映像が高速展開します。続いてアポロ計画の基地に移って、シリアスなドラマが始まると思いきやお姉さんと怪人が周りをかき回し始めます。
発射シーンの高揚感はツボを押さえた演出でしょう。
ドタバタ喜劇的な狂言回しを軸にして発射準備の緊張感と政府高官の陰謀のサスペンスが交錯するので、一歩間違えればビッコを引くような作品になるところを絶妙のバランス感覚で一級の娯楽作品に仕立てました。
タイトルの意味にジーンとくる
ハッピーな映画をみたくて、スカヨハが出ているのもあり鑑賞。
期待の通り、先の展開にワクワクしつつ、主役の二人を見ながら楽しめた。
自分にとって、月に行くまでの過程というのはどの作品でもロマンがある。それプラスPRという要素が加わり新鮮にみることができた。
展開的にツッコミどころはあるものの、コメディということで目をつむれば、話のテンポも、メリハリもあって、ちょうどいい。
登場人物もみんな親しみやすい。
スカヨハはちょっと化粧が濃いけれど、これも役柄の過去があってこそ。チャニング・テイタムもかっこいい!体つきも衣装もカラフルでいいね。
そして、欠かせない、猫ちゃんがどこで出てくるかも一つの魅力。笑
登場シーンでは待ってたかのように劇場でちょっとした歓声が。
何が嘘か真実か、自分を信じるか偽るか、答えはないけれど、変わらないのは、毎晩夜空に月が輝いて見えているということ。
そこに向かった過程に嘘はない。
いろんな意味がとれるタイトルに、鑑賞後、ジーンときた。
黒猫に+☆1
冒頭のR&Bムーンリバーでテンション爆上がりしたものの、ケリーの畳みかける台詞とスピーディな展開に最初はついていけず、置いてきぼりにならないように必死で食らいつきました。最初だけなら字幕でなく吹替の方が楽に入っていけるかもしれませんね。
その後はテンポも落ちて問題ありませんでしたが。
スカヨハは目で芝居するのが上手いですね。
チャニング・テイタムもちゃんと目芝居に応えていたし。さすがです。
スカヨハの衣装替えも素晴らしかったし、60年代の再現性と当時のニュース素材の挿入も的確で文句のつけようがありません。
1番気になってたのは、「黒猫は縁起が悪い」です。
うちには黒猫が2人いますので、そこは「え~そんなことないよ!」って思ってましたが、確かに最後のあの展開に限って言えば、縁起が悪いw
自分は観てて大喜びでしたけどね。家で観ていたらたぶん手を叩いていました。
エンドミュージックをフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンで締められたらどうしようと思いながら観ていましたが、素人の浅はかな心配を裏切ってくれたのは流石です。
そのフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンもちゃんとカウント・ベイシーのピアノが聞けたのでその時点で選曲に◎でした。
月面着陸もののリアルさとそれにまつわるフェイクを上手くかみ合わせた後味のとてもいい良作だと思います。お勧めです!
中継が切り替わっていなかったら…
連日暑いですね〜。暑いと映画を観る気が失せてしまいますが、ほっとくと公開終了してしまうので行きました。でも身体のほてりが治らず、話の抑揚もあまりないので、前半は頭がボーっとしてしまい、よく分かりませんでした。
でも時代を感じさせる粗い画質やファッション・音楽はとても良かった。
ロケット発射で自分の頭もようやく回転が始まりました。
ラストの🐈⬛の前フリがあったのか分からないので、それが分かっていたのならもっと良かったのだろうが。
この映画は Apple Studios 作品で、元々が Apple TV+ 独占配信だったので、今後の配信はどうなる?他社有る? Apple TV+ にタイトルは載っているけど…。
楽しませていただきました
イイですね❤️
ニヤニヤ、ドキドキ、ホッコリ、製作陣の観客を楽しませようとする要素に満ち溢れた映画でした。その思惑通り存分に楽しませていただきました😊
ツッコミどころを粗探しする事なく、ピュアな心で映画に浸ってしまえば心地よい映画体験ができると思います。
発射責任者である主人公 コール が着ている服は、首回り こそが少し違うが、エンタープライズ号(スタートレック)の制服ではないのか?
当時、5歳の僕は、家族と"生LIVE"で、この永く続いた月面シーンをコマ送りTVで観ていました。
しかし 大人になった僕は「月面に人が立った事」を信じていません。
月には、地球の1/6の重力があります。
①溶媒となる"空気"はないが、重力は"引力として"伝わるので、なびく「星条旗」は、時間をかけずに"垂れ下がる"筈です。
また、②月面から離陸して、帰路に使う膨大な燃料を積むこともできていないのに加え、離陸時に射出されるガスにより、無重力故 ③地球以上に"砂ぼこり"が長時間派生して、月面にはその跡が残るだけでなく、月面に置いてきた「星条旗」「鏡」も 当然吹き飛びます。
当時に映像撮影をするにあたって、カメラ機材を小型化するならば、16mmもしくは8mmフィルム撮影の1択だが,
ASA1000レベル(軍であっても ここまでの高スペックはムリ)でも、当然大光量のライティングが必要だし、フィルムなので、LIVE放送はできない。
よって、技術装備的に ありえないVTR撮影を選択したのだが、
当時のVTRはフィルム以上に感度が悪く、フイルム以上の撮影時の光量が必要なのだが、
月面着陸機には ④外部に向けたライティング設備さえもない。
また、撮影したVTRを地球へ送る送信設備も、その為の大電源さえもない!
それでも、アポロ計画により月面に立ったとされている13人の飛行士の内、12人がボーイスカウト出身者なのです。
月への周回は、50年前でも、ガッツがあれば、そう難しくありませんが、
無重力空間での減速と、月面からの再離陸は、現代でも至難の技です。
主人公コールのキャラクター的な立ち位置と、正確がはっきりとせず、ブレすぎなのは、俳優の演技力のなさと、監督の演出不足以上に
脚本家の程度の低さが際立つ。
この映画を観たら、「カップリコンone」ではなく、「2001年宇宙の旅」を観て、宇宙旅行への憧れを、再熱したい。
リアル⁈フェイク⁈
スカーレットヨハンソンさんとチャニングテイタムさんの演技がとても良かったです‼︎
この2人が演じるキャラクターのドラマも良かった‼︎
終盤のリアルの映像かフェイクの映像か分からないところはめちゃくちゃ緊張感あった‼︎
まさかの黒猫が出てくるとは思わなかった‼︎
いかにもハリウッド的な良質な娯楽大作
予告を見て「カプリコン1」を思い出さざるを得なかったのですが、実際に見てみるとなかなかの娯楽作。
1960〜70年代のファッションに身を包んだスカーレット・ヨハンソンさんの魅力は素晴らしく、また、夢のある時代のアメリカ宇宙開発の模様が描かれていたのもよかったです。
ただ、前半の月着陸計画におけるPR活動や企業とのタイアップなどはどの程度実態に基づいたものなのか、判別しにくく、後半のフェイク映像制作などはさすがに完全な創作であるはずですが、予算を得るための上院の集票活動は実際にありそうで、どこまで物語にリアリティを感じながら見るべきかの戸惑いはありました。
とはいえ申し分なく楽しめた作品ですし、綺麗に終わったことも含めて、想定外に良かった作品でした。
全319件中、101~120件目を表示