フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価
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傑作だった。これが映画というメタも。
映画で感動するしないってのは、映像が真実か捏造かなんて関係なく、なんならほとんど全ての映画は定義によっては捏造だけど、自分の心が動かされたらそれは本物で良いと思う。
なんてことを映画館の帰りに思うことがあるのだが「本物の感動」の意味がひとつクリアになる作品であった。
話としてはリアルとフェイクのよくある対比構造に加えて、嘘で生きたケリーと誠実の化身のコールがアポロ計画成功のために近づいていき、しまいにはフェイクの月面でリアルを確かめるなんて洒落たフィナーレには拍手したくなった。
黄色の色使いと意味合いはわかりそうでわからなかった。黒の次に黄色、青と黄色、覚悟の赤?これは他のレビューも拝見しよう。
爽やかな傑作でした。ほぼ5なんだけどこの映画の宣伝をケリーならもっと上手くやるのでは?と鑑賞前の期待値づくりも含めて4.5。
文句なし!
期待以上❗
まあまあだった
舞台となる時代や美術、登場人物はとても魅力的なのだけどストーリーがあんまり面白くない。なくてもいいところでドラマをこねくり回している感じだし、懸命にやってる人たちをバカにする内容だ。ウディ・ハレルソンは大好きなのだけど、この役はアホみたいで嫌だ。猫がよかった。
目の付け所も良い名作
アィディアはいい。娯楽映画として及第点だ。
たまには軽ーいアメリカンムービーもよき
チャニングテイタムかっこよかった、スカーレット美しかった。それに尽きるザ・アメリカン・ムービーでした。
月面着陸がフェイクだった説を題材にしたというところでとても楽しみだったけど、それが出てきたのは後半で、前半はひたすら詐欺師マーケターが嘘をたくさんつきながらアポロ11号を売り込む話だった。それはそれで面白かったけど。
売れりゃーなんでもいいのよ、みたいな勢い重視の展開もコンプラがんじがらめの今からするとあり得なすぎて逆に気持ちよい。
全頭脳派技術者のトップであるはずのテイタムの役も何故かガタイ良すぎて全然頭脳派に見えない。怒りすぎ、簡単に恋に落ちすぎ、全人生かけた打ち上げの時にまで女気にしすぎ。
でもそのスピード感と小気味良さがとてもアメリカンな感じで素直に楽しめました。フェイクの位置付けも程よい感じ。ひとまず実際着陸できてもフェイクの方を使おう、というモーの指示の意図はよく分からんかったけど。。(しかも音はリアルにするなら尚更)
ま、でも実際準備まではしてたとしてもおかしくないなとは思ったので、まんまと思うツボかも!
面白かったよ。
1968年小2の僕は、夜遅く、目をこじ開けてアームストロングの姿を観ていた。翌年の大阪万博に月の石を並んで観たよ。まさかこんなことがあったんかな?
カプリコン1は、フェイクにしたけどね。
ギリギリのリアルだな。しかしスカーレットヨハンソンは美しいね。コミカルな場面もあって楽しみました。
思ったより真面目
関わった人全員で楽しむ感じ
これでいいんだよ+αな映画
USAの嫌な所を突きつけられて
冷戦の狭間で
噂もしくはソ連からの言い掛りとしてあった話を映画化したした作品。
結論から言うと楽しめました。
50年以上前に国家単位でフェイク動画を作ろうという発想が面白い。
いや、むしろ鮮明な映像が存在しない時代だからこそ人々を騙せる可能性が高かったということか。
最終的には本物の映像でしたという話で終わるのだが、本来なら本物の映像を送るために万全の体制をひいて置くべきところをドタバタ劇にする所がアメリカ映画らしい笑
それにしてもスカーレット・ヨハンソンが美しすぎた。
NASAに潜り込めるのか?
シリアスな歴史陰謀物と思いきや雑なコメディだった・・・。
謎の女詐欺師、という設定もイマイチ。TOHO日比谷のTCXで観たけど、ロケット発射シーンもそれほど迫力なく、追加料金払ってまで大画面で見る価値はなかった。アマプラに落ちてきてからタダで観ても良い。
スカーレット・ヨハンソンもチャニング・テイタムも好演だけど、ウッディ・ハレルソンの怪演が場をさらった感のある一作
「1969年のアポロ11号による人類初の月面着陸をとらえた映像は、実は偽物だ」という有名な陰謀論を物語の重要な柱の一つに据えているところが本作の最大の特徴といえます。
主演のチャニング・テイタムは発射計画の着実な実行に専念するNASAの職員を、一方のスカーレット・ヨハンソンは月面着陸計画を周知する宣伝のプロとして働きつつ、ある陰謀にも加担してしまう、という役どころに対して、見事な演技で応えています。
が、変にユーモアで得体のしれない政府の工作員を演じたベテラン俳優ウッディ・ハレルソンと、偽映像を撮影する映画監督、ランス役ジム・ラッシュの「怪演」がかなり際立ち、結果として主演二人が割を食ったような格好になりました。
アポロ11号を搭載したロケット打ち上げ施設、その建造から発射までの経緯の描写は、その巨大構築物としての威容を細部まで描いていて、圧倒的という言葉がぴったりです。当時のフィルム映像とCG、セットを組み合わせた映像は、見学者としてそこに立っているかのような臨場感を与えてくれます。この迫力を体感できるだけでも、劇場で本作を鑑賞する価値は十二分にあるでしょう。
スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムの恋愛要素が前面に出てくるかのような印象を与えるポスターなんですが(本作と同名タイトルの歌もラブソングだし)、二人とも割と自分の職務に専念していて、実際の描写は割とあっさりめ(すべてがさばさばしてる、という訳でもないんだけれども)。そのため本格的な恋愛要素を期待すると、ちょっと物足りないかも。
ある小動物が出てくる場面だけ、急にコメディー要素が強まるので、「なんか作品から浮き上がってるなー」とちょっと困惑してたんだけど、あれは「このあたりの話はフィクションですからねー」という作り手側の目くばせなのかも。じゃないと陰謀論の部分まで事実と信じる人がいそうですからね……。
破綻寸前の完璧
タイトルの意味にジーンとくる
ハッピーな映画をみたくて、スカヨハが出ているのもあり鑑賞。
期待の通り、先の展開にワクワクしつつ、主役の二人を見ながら楽しめた。
自分にとって、月に行くまでの過程というのはどの作品でもロマンがある。それプラスPRという要素が加わり新鮮にみることができた。
展開的にツッコミどころはあるものの、コメディということで目をつむれば、話のテンポも、メリハリもあって、ちょうどいい。
登場人物もみんな親しみやすい。
スカヨハはちょっと化粧が濃いけれど、これも役柄の過去があってこそ。チャニング・テイタムもかっこいい!体つきも衣装もカラフルでいいね。
そして、欠かせない、猫ちゃんがどこで出てくるかも一つの魅力。笑
登場シーンでは待ってたかのように劇場でちょっとした歓声が。
何が嘘か真実か、自分を信じるか偽るか、答えはないけれど、変わらないのは、毎晩夜空に月が輝いて見えているということ。
そこに向かった過程に嘘はない。
いろんな意味がとれるタイトルに、鑑賞後、ジーンときた。
黒猫に+☆1
冒頭のR&Bムーンリバーでテンション爆上がりしたものの、ケリーの畳みかける台詞とスピーディな展開に最初はついていけず、置いてきぼりにならないように必死で食らいつきました。最初だけなら字幕でなく吹替の方が楽に入っていけるかもしれませんね。
その後はテンポも落ちて問題ありませんでしたが。
スカヨハは目で芝居するのが上手いですね。
チャニング・テイタムもちゃんと目芝居に応えていたし。さすがです。
スカヨハの衣装替えも素晴らしかったし、60年代の再現性と当時のニュース素材の挿入も的確で文句のつけようがありません。
1番気になってたのは、「黒猫は縁起が悪い」です。
うちには黒猫が2人いますので、そこは「え~そんなことないよ!」って思ってましたが、確かに最後のあの展開に限って言えば、縁起が悪いw
自分は観てて大喜びでしたけどね。家で観ていたらたぶん手を叩いていました。
エンドミュージックをフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンで締められたらどうしようと思いながら観ていましたが、素人の浅はかな心配を裏切ってくれたのは流石です。
そのフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンもちゃんとカウント・ベイシーのピアノが聞けたのでその時点で選曲に◎でした。
月面着陸もののリアルさとそれにまつわるフェイクを上手くかみ合わせた後味のとてもいい良作だと思います。お勧めです!
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