フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価
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アメリカっぽい映画だった
スカーレットヨハンソン綺麗でチャーミング♡仲里依紗って彼女に似てるんだな
発射の振動で珈琲がブルブルって震えて波紋が拡がって溢れてる映像がなぜかすきでした笑
特にこころに残らないけどつまらなくないエンターテイメントでよかったのではないでしょうか
リアルかフェイクか・・・
アポロ計画の本当は月に行かなかったと言う話を聞いたことはあったが信じてはいませんでした
でももしかしたらと言うことで見に行きました本当にあってよかったです
鑑賞動機:あらすじ10割
フェイク映像だという与太話をネタにして、基本はコメディ調の作りでちょいちょい笑わせてもらった。
途中重めの部分もあるが、結末は見えているので安心安定ウェルメイドな作り。宇宙を目指す話にはちょっと甘めに。
汎用ノートパソコン1台と同機能の演算処理を満たすためには、体育館...
汎用ノートパソコン1台と同機能の演算処理を満たすためには、体育館サイズの電子機器群になってしまう時代の話。その時代に人は月に行って帰って来られたのに、現在は宇宙ステーションを行ったり来たりがせいぜい。この現実は時間を追うごとに「人類は月に行っていない」疑惑を濃くしていくことでしょう。遥か昔に「カプリコン1」という映画(こちらは火星疑惑)があって、同じ疑惑解明サスペンス映画かと観に行けば、ユーモア交じったラブストーリーな映画でした。
テーマは「ウソも方便」…かな?。ウソ=ケリー(スカーレット・ヨハンソン)、リアル=コール(チャニング・テイタム)になぞらえての物語は、出会った当初はぶつかり合うものの、やがて互いをサポートし、愛し合う流れ。「人生どっちかだけじゃなくて、どっちもあった方がうまく行く」であり、二人で飛行機に乗るシーンで「ウソもリアルも信じることが肝要」と温かく締めくくられた気がします。
私は「人類は月に行っていない」派ですが(笑)、あれからもう半世紀以上が過ぎました。NASAも協力したであろうこの映画を通して、米国は「あの時はウソついてごめんチャイ」と発信し始めている気がします。同時にウソで締めくくることとなったアポロ計画の犠牲者たちに深い哀悼と反省を示しています。そんなこんなで、もはや目くじら立てることもなく、我々は「ああ、もうどっちでもいいよ」と言ってあげる時期にきているのかもしれません。
当初の期待とは違いましたけど、ケリーもコールも魅力的で素敵な映画でした。一方でモー(ウディ・ハレルソン)の行動を裏読みし、本来なら予測される事象を想像しながら観ると、当時の闇も感じ取れるのではないかと思います。
テレビはSONY
1969年のアポロ11号の月面着陸を映じた画像が、実はフェイクだったのではないかという話は、昔から都市伝説のレベルでは聞いていましたが、そんな都市伝説を逆手にとって創られたのが本作でした。
当時ソビエトとの間で熾烈を極めた宇宙開発競争に勝利することを目指し、実際にアポロが月面に到達した場合でも、その様子を映画のセットで別撮りしたフェイク画像を全世界に流そうというのがアメリカ政府の方針。その方針に従って主人公のケリー(スカーレット・ヨハンソン)が中心となってNASAの基地内に月面を模したセットを作り、宇宙飛行士役や着陸用の宇宙船なども用意するというのがメインストーリーでした。そこに謎に満ちながらも非常に魅力的なケリーの生い立ちや、アポロ計画の責任者であるコール(チャニング・テイタム)とのラブストーリーを絡めるなど、見所満載でした。そしてアポロ11号の打ち上げや月面着陸、そして地球への帰還が成功するのかというスリリングな展開のお話ながら、基本的にコメディタッチで描かれたところが非常に面白く、期待以上に印象に残る作品でした。
登場人物としては、主役のケリーが峰不二子にダブって見えました。いくつもの名前を持ち、いろんな職場に入って行ってそれなりの成果を上げてはいきなり姿を消す、しかもセクシーとくれば不二子ちゃんそのもの。NASAでもコールの前から姿を消すかと思いきや、自分に正直に生きようと決意する彼女の姿は、正直になった不二子ちゃんを観ているみたいで非常に新鮮でした。
また、ケリーを操るモー(ウッディ・ハレルソン)もユーモアたっぷりで、最後に”Fly Me To The Moon”を踊りながら歌ってみせるところが非常に良かったです。
あと、本筋とは全く関係ありませんが、小道具として非常に重要な位置付けにあるテレビが、SONY製だったのにニヤリとしてしまいました。ソニーグループ傘下のコロンビアピクチャーズが創っただけのことはあるなと思いましたが、今じゃ日本メーカーのテレビなんて日本でしか売れてない感じなので、懐かしのアメ車とともに、胸アツになったシーンでした。
そんな訳で、本作の評価は★4とします。
月は出ているか?
60sの世界が比較的シンプルな時代のコメディ。今みると冷戦というのは明確な敵国というのが存在していて、目的が単純化されててわかり易かったなのだなと。未だに横行する陰謀論を一蹴する構成は好感もてます。そりゃまあ、国家の威信がかかってるのだから保険はかけるよね。月面着陸船がイーグルってもわかりますい。鷲は降り立った、月に。
スカヨハの衣装がオシャレで在りし日のアメリカを見事に映し出し、かつ対比としてのチャニング・テイタムのシンプルな服装がキャラに厚みを持たせるし、ミュージックもまだどこか牧歌的で耳に入りやすいチョイスでスっと入ってくる。あとクルマもいいよなーあの当時の型番を揃えられるのもスゴい。ラスト、カメラが勢いよく引いていったあとのちょっとしたオマケも嬉しい
NASA全面協力
楽しい〜
思っていたものとは違うけど!
イヤな場面なく、テンポ良いコメディタッチドラマ
喫煙シーンをあれだけ入れる必要があるのか?
まるでアメリカの嘘を隠すための映画
1960年代後半、宇宙開発でソ連に負けていたアメリカは逆転しようと頑張っていたが、国民の関心が薄くなっていた。そこで宣伝の一流プロのケリーをNASAに雇用させる。
自分としては、アポロがなぜ11号だったのか知らなかったが、なるほど失敗し続けてたからだったんですね。ケリーの仕事のおかげで世界から注目される様になった月面着陸計画。そこからケリーが任された仕事は、アポロ11号が月にたどり着けなかった場合、もしくは着いた時に撮影ができなかった場合、フェイク画像を世界に公開するというもの。こら!嘘は良くないぞ。
ただ、月面での撮影に失敗した場合、報道としてドキュメントな映像を公開するのは、あり得る気がした。ん?演出が素晴らしすぎて制作スタッフですら、本物かフェイクなのか分からないって?それ、あり得ないよ。
ラブストーリー的な流れじゃなかったので、キスシーンはちょっと笑えた。1番笑えたのは黒猫ちゃんね。何であんな所にノラがいるのか不思議だった。予想通り最後に撮影現場にやってきた。そりゃ月面に猫が写ってたら嘘だってバレちゃうよね。という事で、アポロ11号は嘘じゃなかったって事になった。この映画が嘘つきじゃなかったらね。いろいろごちゃごちゃしてて、そこそこ楽しめました。
月着陸疑惑の次は宇宙人疑惑
1960年代のアメリカ
結構セリフが多めなんですが、テンポがよくてサクサク進む感じです。
アポロ11号の月面着陸映像については過去からフェイク論争があるので、それを逆手に取った軽快な作品になりました(ちゃんと伏線回収されているし、モヤっと感がありませんでした)。
ワタシ的にはストーリーもさることながら、ベトナム戦争の傷がありながらも世界の警察として肩で風切るアメリカの強さを象徴するアメリカンマッスルな車たちや女性が纏う色鮮やかな洋服、そしてチャニング・テイタムが着ているニットの首の部分に編み込まれたラインに懐かしさを覚えて口元を緩めてしまいました。
ソ連との冷戦下で覇を競っていた時代、今と比べれば明らかに劣るスペックの技術を駆使して、多くの命も犠牲にしながらも月へ突き進む(ちょっと韻を踏んでみました、アハハ)その熱量が伝わってきて、良いエンタメ作品に仕上がったと思います。
面白かった!
セルフいじり的エンタテインメント
月面着陸映像は、夢のある話だから本物であってほしいと思う反面、あんなヘッポコ宇宙船で?というのもある。
50年以上経っても本物だフェイクだと言われているけど、まさかそれを映画化とは。
そんなことして大丈夫なのか?内容次第では各方面から叱られやしないかと思っていたけど、なるほどそういう着地とは。
不吉なだけではない猫の使い方も良い。
衣装がとても素敵。
スカーレット・ヨハンソンは、役作りしたのか天然なのか、グラマーっていうのかな?当時のファッションがよく似合う。
もしや見逃してしまったのか、なぜかチャニング・テイタムが1人だけカジュアルで、少々スポック感ありなのが気になる。
そしてああいう役柄でウッディ・ハレルソンが出てくると、途端に胡散臭くなるからスゴイ。
生まれる前の出来事だけど、発射の時は席が震える程の轟音で、その場にいるような雰囲気を楽しめるし、単純明快なエンタメ映画で面白かった。
スカーレット・ヨハンソンの美しさ・演技力が爆発です♪
アポロ11号の宇宙映画のお題目なのに、スカーレットが素晴らしい。
ハンサムで美しく、仕事ができて、小悪魔なのが完璧。
ケリーでありウィリーである彼女の全てに満点です。スカーレットを観たくて映画館に足を運んだ事は大吉です。脚本も素晴らしく、宇宙・失敗悲痛・政治・詐欺師・ロブロマンスと色々なスパイスが上手く回っています。観た後にスッキリした気持ちです。
何度も言いますが、スカーレットの美貌とスタイルとファッションを観ただけでも女子力が高まるような素敵な映画でした。
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