「軽快なコンゲーム要素が強く、スカーレット・ヨハンソンがとてもチャーミングにPRマーケティングのプロ(詐欺師)を演じておりますね。」フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 矢萩久登さんの映画レビュー(感想・評価)
軽快なコンゲーム要素が強く、スカーレット・ヨハンソンがとてもチャーミングにPRマーケティングのプロ(詐欺師)を演じておりますね。
早稲田松竹さんにてスカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタム出演『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(2024)を鑑賞。
『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(2024)
「アポロ計画陰謀論・捏造説」をベースにしたロマンティック・コメディ。
アポロ計画捏造説の代表作といえば、劇中では有人火星探査の設定にしておりますがピーター・ハイアムズ監督・脚本の『カプリコン・1』(1978)が真っ先に思い浮べますね。ジェリー・ゴールドスミスの荘厳な劇伴が印象的な荒唐無稽なポリティカルサスペンスでわたしも大のお気に入りですが、本作は一転してジョージ・ロイ・ヒル監督の名作『スティング』(1973)のような軽快なコンゲーム要素が強く、スカーレット・ヨハンソンがとてもチャーミングにPRマーケティングのプロ(詐欺師)を演じておりますね。
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