「ソニー製トランジスタ」フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
ソニー製トランジスタ
「カプリコン1」みたいな話かと思ったら違った。
戦争をしながら、ソ連と火花をちらし月着陸も目指す1969年、
光と影が同時に進行するアメリカ
戦争のために開発された技術が転用され宇宙開発が発展すると言われているが、「宇宙空間に耐えるカメラはない」「いや、あるんだな、これが」そういうことですよね
ベトナム戦争で傷つき疲弊した人々の心に、人類初の月面着陸がもたらした快哉は、強き良きアメリカをふたたび信じさせるような出来事だったと思う
1969年の車やファッション、音楽が楽しい。
スカーレット・ヨハンソンはスタイル抜群、くびれたウエストに大きめのお尻、高いヒールで腰を振りながら歩く、彼女と助手の女性の、色鮮やかなファッションが素敵。
チャニング・テイタムの色違いのニットが、スタートレックのクルーのユニフォームみたい。
アポロ1号の悲劇はたまたま見た動画で知っていた。
宇宙進出に係る話はたくさんあって、その殆どが感動的。
多くの人が関わり、さまざまなエピソードが生まれる。
それぞれ全力を尽くして関わるさまが思いがけないドラマになる。
この映画でもドラマがあって感動的な場面はいくつかあるが、ちょっと弱い。
PRマーケティングのプロフェッショナルケリー(後ろ暗い過去あり)と、アポロ1号で宇宙飛行士を死なせたことで自分を責め続ける堅物のコールのロマンチック・コメディーの部分のほうが強い気がする。
どうしても骨太になる宇宙開発の話と、軽めのロマコメパートがちぐはぐな感じで、どう見たら良いのかわからなかった。
モーって、もしかして宇宙人!?
影の主役は、過酷な宇宙空間でもきっちりいい仕事をして人類の歴史に残る役割を果たした、ソニー製のトランジスタ。
なんといっても、ソニー・ピクチャーズですから。
かばこさん、コメントありがとうございます。
>前足でほりほりして真面目な顔で踏ん張ってる黒猫さんが映り込んでフェイク画像がNGに
想像するだけで可笑しくなりました。・∇・
ただ、生中継ですからNGに出来ない気がします。
危うく猫のトイレシーンを全世界に衛星中継するところでした。
共感・コメントありがとうございます。
この映画をロマコメと見る人が、多いようです。確かにその要素は強いのですが、アポロ計画に関する、当時の風当たりとか、かばこさんもご指摘のように、重い話も結構あって、それで、アー面白かった、にならなかったのかも。
かばこさん イイねコメントありがとうございます😊ご紹介の作品、この映画コムの中の ネタバレの方のレビューで内容わかりました。ネタバレレビューも時には『簡にして明』悪くはないですね。
確かに 想像しただけで可哀想すぎて😢 心が痛い痛い 気分が悪くなるレベルでした 約50年前のガキの私ですけどね。
学研の『宇宙入門』だったかな 昭和らしく すごい迂回表現だったのですが 想像しただけで気分が悪くなりました。 マジ 『・んでもイイから人間がいけよ❗️』と思いました。勉強になり📚ます。失礼します。
アメリカの凄さというのは、こういうフェイク話もそれなりに根拠があったりすることですよね。
キューブリックなら、あれくらい作れそう!と私でも思ってしまいます。
共感&コメントありがとうございます。
ド偏見だと思いますが、SONYには何とも思わないのにアップル制作と出ると途端に安い印象を受けてしまいます。ケリーみたいな人が必死に資金を集めたんだろうに。