「Lies and Truth」フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン uzさんの映画レビュー(感想・評価)
Lies and Truth
米作品で「あれは偽物でした」なんてやるワケがない。
よって、フェイク映像を巡ってケリーとコールが衝突して、最後は協力して本物を流すのだろう。
その衝突を映えさせるために一度信頼を描くハズ。
…という当たり前の予想をそのまんまやる作品です。笑
序盤はコミカルで楽しく観られる。
コールの吹っ飛び方は完全にコメディだし、偽映像のための役者たちがまた絶妙な似方なんですよね。
しかしそこから、ケリーのやり口が地味で現実的になると共に物語もシリアス寄りになっていく。
口八丁には「詐欺師かよ!」と笑えていたが、本物だったらコメディにならないんですよ。
クライマックスで思い出したようにコミカルさを出されても、バランスの悪さを感じてしまう。
また、最後にチーム戦っぽい流れになるんですが、脇のキャラが全然立ってないんです。
名前覚えてたのはケリーとコール、それにモーくらいで、ルビーですら終盤やっと把握したくらい。
というか、今現在覚えてるのもその4人だけ。
主役ふたりも描ききれてるとはいえず、特にケリーの過去は台詞でサラッと触れただけ。
個人的にはロマンス要素が余計でした。
そうなる香りを漂わせるくらいはいいんだけど、それより仕事や夢に対する情熱、内的葛藤などが見たい。
そして脇キャラをもっと活かしてほしい。
キスしたらハッピーエンド風に見えるのは確かだけど、そこに寄りかかってはダメだと思う。
予定調和と掘り下げの浅さで、気持ちが盛り上がりきれませんでした。
時代的に齟齬は出るが、モーが去り際にムーンウォークでも決めてくれたら面白かったかも。
あのシーンは奥ゆかしい昭和味も感じて、可愛かったんですがね。まあ、男子なら目の前にスカヨハいたらなびくのも自然っちゃあ自然なんですがw
そもそもスカヨハがドジっ子アピールとか、ズル過ぎませんか?☺️
共感ありがとうございました。
この作品、デートムービーにしては知的なので、恋愛エピソードは要らなかったですね。スカヨハの人たらしっぷりを表したかったんでしょうがwww
共感&コメントありがとうございます。
主要キャスト(ほぼ二人)が思ったように動いて、なんかチープなドラマ感でした。モーももう少し癖有りでも良かったと思いました。
イイねコメントありがとうございました。ホームページと無料パンフですね😊
私も気づいてましたが 敢えての配置かもです。私も❓と最初思いました。
余計な情報ですが 🈶有料パンフは正確でした。いくらなんでも大きいので 敢えての配置かもです。
確かに混乱😵💫しますね。おっしゃるとおりです。