「骨なし灯籠」骨なし灯籠 まっすーんさんの映画レビュー(感想・評価)
骨なし灯籠
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熊本発の映画「骨なし灯籠」を鑑賞しました。以前に訪れたことがある山鹿の町並み、風景がいいなあと思いました。元美術教師が、妻を突然の交通事故で亡くし、骨壺を抱えながら妻の故郷の町、山鹿を訪ねます。妻を忘れられず人生を再出発できずにいる彼にやさしく接する町の人々や、小学生たちの元気に挨拶する姿が印象的でした。亡き妻が、夫を心配し幽霊として登場するという設定に驚きました。私は3回目の鑑賞でしたが、見るたびに新たな発見があり、毎回目頭が熱くなりました。「あなたの時間を思いっきり生きて。」と亡き妻が伝える姿に、思わず涙が出ました。音楽がまた良い。鑑賞後もいろいろと考えさせられるいい映画でした。
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