「話題なので期待して観に行ったら、がっかり。 足の引っ張り合いや派閥...」教皇選挙 多摩っこさんの映画レビュー(感想・評価)
話題なので期待して観に行ったら、がっかり。 足の引っ張り合いや派閥...
話題なので期待して観に行ったら、がっかり。
足の引っ張り合いや派閥のいがみ合いはいいのだけれど、
だったら、最後まで派閥のガチンコ勝負にしなければ説得力ゼロ。
ラストに向けての不自然なストーリー運びには、椅子から転げ落ちた。
人物の動きは少ないのに、BGMの音楽は宇宙戦争映画よりウルサイ。
なんとかならなかったのか…?
他界した前教皇は立派な人だったと描かれている。
「反動的な」イタリア人でないことだけは分かるけれど、
ゲイ、女性、有色人種、他宗教に対してどういうスタンスだったかは、ついぞ分からない。
コンクラーベが腐敗しているなら、
前教皇だって、派閥争い・買収などの権力闘争によって勝ち上がった可能性も高い。
矛盾だらけだ。
この映画を作った監督は「俺ってカトリックの保守的な問題を描けるリベラルで、同性愛者や有色人種、女性に対して理解がある文化人」とマウントを取りたいのだろう。
うんざりだ。
ストップ!上から目線と選民思想。
同じ設定で、別のストーリー展開を作ってやりたい。この映画の数倍面白い映画にできるだろう。
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