「聖教者も人の子ということか。」教皇選挙 おいおいさんの映画レビュー(感想・評価)
聖教者も人の子ということか。
クリックして本文を読む
法王が亡くなって、次の法王を決めるため、世界各国から、枢機卿が集まってくる。この人々の世界観から圧倒される。前の法王の周りでお世話をしていた人たちでは制御できないドロドロした人間ドラマがはじまる。映像は赤を中心に描かれてとても静謐なかんじがする。老年の野心が渦巻く。コンクラーベの下調べをきっちりしたのだろう。ドキュメンタリーを見ているよう。少し、HPを見て前知識があった方が言いかも。人の本質を見せてくれる作品だ。あなたは法王になれないなんて言われたら本気で泣くよね。しかも、すれすれ落選。タイミングが悪い。人間関係が複雑すぎて一回では完全に理解できない。足の引っ張りあいは分かるが誰の視点で物語が進んでいるかが分かりにくい。テロのシーンが圧巻。何が起こったのと思った。枢機卿誰もが、実力者という設定だとおもわれるのでリアルな投票風景はおもしろかった。もう一度見たい。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。