「ネタバレされずに観れて幸いだった。素晴らしい作品。」教皇選挙 ふたり映画さんの映画レビュー(感想・評価)
ネタバレされずに観れて幸いだった。素晴らしい作品。
ずっと観たかった本作、公開劇場拡大につき近くの映画館で上映してくれることになり、その初日に鑑賞。
言葉の一語一句聞き逃したくはなかったんだけど、いかせん自分の記憶能力で書き起こすことはかないませんが、素晴らしい作品でした。台詞を書いてしまうとネタバレになってしまうので、そこは割愛します。私はカトリック系の高校に3年間通っていたので、シスターたちにはより思い入れがあります。また最初の食堂でのシーンで彼が現れたときとその彼による食事の祈りの言葉にこそ今回の教皇選挙が象徴されているようで印象に残りました。
確信と疑念、信用と虚偽。枢機卿という立場でさえ人の業というのか、私利私欲で動いてしまう。冒頭から最後まで終始息づかいを感じるのは、どんな崇高な役職だとしても一人の人間なんだという証に見えました。まさに心理戦の醍醐味。ネタバレされずに観れたのが幸いしました。
事前知識なしで評判だけで観に行ったので、登場人物の名前と顔を一致するのに少し時間がかかりましたが、選挙のたびに名前が連呼されるため覚えることができました。なんといってもストーリーが良い、これぞ私が観たかった映画です。観に行けて良かった。吹き替え版もぜひ製作上映してほしいです。
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