「緊張感のある展開が続き面白かった」教皇選挙 はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)
緊張感のある展開が続き面白かった
教皇って法王と同じ人を指す言葉なのね。
最近呼び名が変わったみたいです。
最後に大どんでんがあるとは聞いてたけど。。
フランシスコ教皇が亡くなったニュースもあり、見にいってみる事に。
コンクラーベの内幕が、映像をスリリングに感じさせる音楽とともに描かれる。
緊張を高める音楽の使い方だった。
全体を通して緊迫感のある映画でした。
いろんな権謀術数をめぐらす登場者達。
でも信念に基づき行動する主人公。
候補者が脱落していき、どうなるんだろうと予想しながら見ていた。
てっきり、主人公のローレンス(レイフ・ファインズ)が教皇になるのかと思っていたけど。。
でも、このラストは流石に予想が付きませんでしたね。
宗教の世界も結局、上層部の人間達は他の世界と同じように権力争いをしている。
神を信じる宗教の世界ですらそうなのかと、人間の愚かさを強く感じた。
これだから信じる宗教があっても人間の業はなくならないと思う。
(最近信仰を捨てた二世信者の友人を思い出しながら。。)
開祖や教祖、教典を持たない日本の神道、どんな形が良いんでしょうかね。
いろいろと宗教について考えさせられた。
緊張感のある展開が続き面白かったですね。
レイフ・ファインズの苦悩がスクリーンから伝わってきた。
政治的な駆け引き、人種問題、性問題、ライバルを蹴落とすための策略、汚いバチカンの裏側が絡み合って面白かった。
どこまでが真実の裏側に近い話なんてじょうね。
彼が最後に教皇に選ばれた事は問題はいろいろあるでしょうけど、
キリスト教は腐りきっていないという事を示したかったのかな。
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