「ジジィとババァと亀しか出ない」教皇選挙 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
ジジィとババァと亀しか出ない
それでも、コンクラーベ会場である礼拝堂の荘厳な内装、天井画(ミケランジェロ?)、枢機卿たちの法衣が美しく、目を楽しませてくれます。
コンクラーベを取り仕切ることになった主席枢機卿ローレンスは、スキャンダルを防ぎ教会の権威を守るために不本意ながら、教皇候補者たちの行状を処断することになります。
教皇候補者たちの過去の過ち、謀略、相互不信の中で、候補者たちは絞られ、ローレンス卿自身が有力な候補者になっていきます。
現代社会の問題である移民流入、人種の軋轢、宗教の衝突、戦争、テロ、性の問題などを背景にして、教皇選挙の流れが変わり、展開が飽きません。
枢機卿たちは投票の際に主に誓い、天上画を仰ぎ見ますが、彼ら自身の心には何が見えていたのでしょうかね。
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