「平凡なブロックバスター・スリラー」教皇選挙 milouさんの映画レビュー(感想・評価)
平凡なブロックバスター・スリラー
「がんばって背伸びしたけど空回り」な編集や構図が目につくものの、音楽もいいし主演俳優(ハリポタのヴォルデモート役の人)も見せるし、最後まで緊張感がとぎれず楽しめるのでは。ヴィラ・デステとかいろんな場所をうまく組みあわせてローマ教皇庁の歴史を巧みに表現していて、それをのぞきみる面白さもあり。
ところで日本の映画館で売ってたパンフレットがひどい。歴史家による教皇庁解説は感心したんだけど、そのほか有象無象の自称レビューを並べてカサ上げしている。とくにISO(笑)を自称する映画ライターのあらすじ並べただけの駄文、そしてごぞんじさえぼう先生のヘンな感想文。この映画はナンスプロイテーションとか全然関係ないし笑える話という指摘もお門違いですね、まったく。読んだ瞬間にゴミ箱に棄てようと思ったね(思いとどまったけど)。こんなバカエッセイを乗せるくらいなら全部カットして、パンフレットの値段を3分の1にすればいいと思うんだけど。
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