「【”仁義なき韓国国会議員選挙戦。そして男は善から悪の政治家になった。”今作登場の、殆どの人物は公職選挙法違反、機密漏洩、殺人教唆、殺人罪で重刑です、と思ったら、何人かは消されてました・・。】」対外秘 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”仁義なき韓国国会議員選挙戦。そして男は善から悪の政治家になった。”今作登場の、殆どの人物は公職選挙法違反、機密漏洩、殺人教唆、殺人罪で重刑です、と思ったら、何人かは消されてました・・。】
■1992年、釜山。
与党の公認候補を約束されたヘウン(チョ・ジヌン)は立候補を決意し総選挙出馬の準備をするが、釜山政界の黒幕のスンテ(イ・ソンミン)が自分の意のままになるエリートに公認候補を変えてしまう。
ヘウンは”対外秘”の大規模開発計画書を同窓の釜山幹部ムン本部長(キム・ミンジェ)から手に入れ、ギャングのピルド(キム・ムヨル)と組んで無所属で出馬したヘウンは支持率1位を獲得するが、スンテが選挙管理員会のパク課長(キム・ユンソン)の娘の心臓移植手術の費用を負担すると持ち掛け、選挙用紙に不正な細工をさせた事で、ヘウンは落選してしまう。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・登場人物の殆どが騙し合いと、裏切りを仕掛ける心理戦と、時には殺人まで平気で侵す姿に、1992年の韓国だったら、あり得るなあと思いながら観賞。
マア、韓国だけじゃないか。
・多くの作品では良い人の役が多い釜山政界の黒幕のスンテを演じたイ・ソンミンの悪ーい顔が印象的である。流石、政治がらみの映画(近作では「KCIA 南山の部長たち」「ソウルの春」)には欠かせない名優である。
・ギャングのピルドを演じたキム・ムヨルも、「PUNISHMENT 犯罪都市」での冷酷な殺し屋で注目した俳優であるが、今作でも存在感タップリである。
・そして、ヤッパリ凄いのは良い人っぽい顔をしたヘウンを演じたチョ・ジヌンである。強かな彼は、釜山政界の黒幕のスンテに対し、彼が指示した悪事を録音したテープを持ち込み、自分の悪事が録音させたテープと”ウィンウィンでしょ”などと言い、彼に付いていたギャングのピルドを自分が殺されそうになった練炭自殺に見せかけて”納品”し、数カ月後、スンテに連れられ、国会議員デビューをするのである。
<今作は、裏切り、騙し合いタップリの仁義なき韓国国会議員選挙戦を描いた作品なのである。>
おはようございます~
確かにマナーの件はNOBUさんが書いた通りで私もそう思います!
鑑賞環境でも評価絶対変わりますよね。
てか今週は公開作品少ない、時間が合わないで観れても韓国のパンダ作品と旧作のカップルズしか観れないんで観に行くか検討中です。
“片思い世界”もう1回観たいなと思ってるのでそっち観に行くかもです。
名古屋での鑑賞楽しんで下さいね!