劇場公開日 2024年11月8日

動物界のレビュー・感想・評価

全79件中、41~60件目を表示

3.5スリラーじゃなくて、ドラマだった 息子の腕の傷、 できた時は刺され...

2024年11月13日
iPhoneアプリから投稿

スリラーじゃなくて、ドラマだった

息子の腕の傷、
できた時は刺された的なものだと思ったけど、
切り傷だったの?

それはさておき、
最後のお父さんの笑顔が最高だった

コメントする (0件)
共感した! 4件)
jung

2.0コロナ禍を経験したからこその違和感が気になってしまう

2024年11月13日
Androidアプリから投稿

人間が動物に変異する奇病の蔓延というアイデアは面白いし、それを具現化した特殊メイクやVFXも見応えがある。
ただ、何のためにそのような設定を導入し、それで何を訴えようとしているのかが、今一つ分からない。
この奇病は、エイズや新型コロナなどの実際の病気のメタファーではなさそうだし、この奇病で、新種の狼男や吸血鬼やゾンビを描こうとしている様でもなさそうだ。
奇病を発症した人に対する差別や抑圧、あるいは、健常な人と発症した人との分断や対立みたいなものも、それなりに描かれてはいるのだが、それがテーマであるとも思えない。
別に、無理矢理、寓意やメッセージを読み取る必要はないのだろうが、それでも、こうした奇病に対する対応の不自然さは気になってしまう。
例えば、自分が、いつ、この奇病にかかってもおかしくない状況のはずなのに、人々に、そうしたことに対する不安や警戒心が全くと言っていいほど感じられないのは、どうしたことだろう?
新型コロナの頃は、隣の人がマスクをしていなかったり、ちょっと咳をしただけで、あれほど過敏に反応していたのに、この映画の高校生たちが、ごく普通の学校生活を謳歌しているばかりか、主人公の少年の異変に気付かないことには、大きな違和感がある。
奇病に対する社会の対応にしても、発症した者を捕獲したり隔離するばかりで、病気の予防法や発症が疑われる場合の措置(病院や保健所に届けるなど)が周知徹底されていないことには首をかしげざるを得ない。
そもそも、社会がこんな対応をしていたら、主人公のように、発症を隠そうとしたり、家族が発症した人をかくまおうとするような事例が後を絶たなくなるはずで、施策としては完全な失敗と言えるだろう。
祭りの夜に、村人たちが、発症した人たちを、問答無用で撃ち殺そうとする場面は、唐突で脈絡がないとしか言いようがないが、こんなことを放置していたら、それこそ、社会の秩序は崩壊してしまうだろう。
その一方で、父親と少年が、施設に入る前に行方不明になった母親を独自に捜し出そうとしたり、病気を発症した少年が、施設に入ることを拒否しようとする理由にも、あまり説得力が感じられない。
病院で面会した母親は、そんなに酷い扱いを受けているようには見えなかったし、施設に収容されても、家族等が面会できる(そのために、施設の近くに引っ越したのだろうし、終盤で、父親が少年に「面会に行くから」とも言っている。)のだから、それほど孤独にはならないように思えるのである。
もし、病気を発症した人や家族が、施設に対して良からぬ印象を持っているのであれば、施設内の様子を明示するなどして、その理由をきちんと説明するべきだったのではないだろうか?
いずれにしても、ラストシーンからは、結局、「束縛から逃れて自由に生きろ!」みたいなことが言いたかったのかとも思えるのだが、その一方で、そのために、このような特異な設定とストーリーは必要だったのかという疑問も残るのである。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tomato

3.5動物である人間が持つ、原始的な愛のかたち

2024年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

観ながら、「人間も動物でしかない」という視点でこの世界は描かれているような気がしました。

動物に変わっていく子供ら「新生物」と呼ばれるものが、
・異教徒や移民など?
・新型コロナなど疫病のパンデミック感染した人々?
・怪我や病気で外見が変わってしまった人?
・政治的立場でマイノリティになってしまった人?
そのどれでもあり、そのどれでもないのかもしれない。
人間は他者とのかかわり・社会性によって成立する生き物であるが、「新生物」はそこから逸脱し、社会に居場所を失った「異形の者」すべてを内包していそうな気がしました。
そんな「異形」の在り方は、どことなくデル・トロ監督のモンスターたちや、石森章太郎がかつて描いた漫画版・初代仮面ライダー本郷猛を思い出しました。

そして動物も人間も変わらず、「妻や子がどんな姿や立場になったからって、夫(父親)は家族を慈しみ、守ろうとするものだ」という、本能のような「愛」を示していたような気もしました。

ただし、「何故感染し、どんなスピードで肉体が変異していくのか」の設定が曖昧だし、「人としての知性は残るのか消えて動物になっていくのか否か」なんてのも不明確なんで、そこらへんが気になって没入できず、ラストシーンで感情移入しきれなかったのが、作品のせいなのか、自分の性格のせいなのかは判断が難しいところ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
コージィ日本犬

3.0設定は奇抜だけど、わりと良作

2024年11月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

すごく面白かったという訳ではないんだけど、まあまあ見ごたえのある映画だった。
観る前に若干ザ・フライ的なグロさがないかだけ心配していたが、そこはわりとソフトでした。
ただ、途中で出てくるセイウチ(?)に変体したやつだけ、ちょっとザ・フライ感があった。

冒頭の「何を食べて、何を話すかでその人の存在が決まる」という父親のセリフが妙に心に残った。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
タブロー

4.0ベジタリアン

2024年11月12日
Androidアプリから投稿

人が動物に変化する奇病という設定からどう物語が展開するのだろうと思っていたら、家族愛、友情とか前向きな感情が残るプロットだった。

自分はベジタリアンなのだけれど、動物との共生というテーマが思い浮かんだ。欧州ではベジタリアン人口は増加傾向で、日本もそうならないかなと期待している。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
CR7

4.5嗚咽ですわラスト

2024年11月12日
iPhoneアプリから投稿

疫病の始まりってずっと昔からこんなんだったんやろな
無理解ではなく無知 それでも愛してくれる者はいて光の方向へと変わっていくコロナも始めは村八分自殺色々ありましたよね動物界も隔離ではなく穏やかに暮らせる場所へとたどり着きますように
しかしカエルちゃんなんて愛らしい顔

コメントする 1件)
共感した! 24件)
たん

4.5制度に反抗しろ!

2024年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

全く事前の情報を入れずに観に行きましたが、のっけからギアがフルスロットルに入った作品で、終始刮目して鑑賞しました。

舞台は近未来のフランス。感染すると動物になってしまう(獣化してしまう)病気が世界的に蔓延してしまった世界。感染者は人間としての理性を失って凶暴化することから、監獄同然の施設に閉じ込められてしまう。ここだけ聞くと実にSFチックで、あり得なさそうなストーリーですが、この病気を新型コロナに置き換えれば実はつい最近現実のこととして我々の眼前に広がった悪夢であり、そう感じた瞬間に恐ろしい現実を戯画化したお話だと捉えることとなり、心の奥底に突き刺さるお話でした。

内容的には、獣化してしまった母親の回復を信じた父(フランソワ)と息子(エミール)が、移送中の自動車事故で行方が分からなくなった母親を捜すものでしたが、その過程でエミールも獣化していることが判明。それを知ったフランソワのショックは計り知れないものがありましたが、最終的に”制度に反抗しろ!”という自らの信念に従い息子を助けるフランソワ。その充足感、満足感を映して幕となりましたが、悲劇的な話でありながらも、悔いが残らない生き方を見せたフランソワの行動と、最後の笑顔に、勇気を貰った気がしました。

また本作で注目すべきは、その映像の素晴らしさ。獣化してしまった人間のリアルな姿は、恐ろしくもあり愛おしくもあり、感性を揺さぶられるものでした。そしてこのような内容でありつつも、フランソワとエミール親子の情愛をきちんと描いているのを皮切りに、エミールと同級生の恋愛を描いてみたり、エミールと先に獣化して鳥の姿になってしまったフィクスとの友情を描いてみたり、はたまたフランソワと女性警備隊員のジュリアとの信頼関係を描いてみたりと、登場人物たちの輪郭を立体的に見せる描写が随所に挿入されており、非常に味わい深い作品でした。”制度に反抗しろ!”というフランス人らしい反骨心を冒頭でフランソワに言わせ、最終盤でフランソワに実行させるところや、ジュリアがフランソワに対して繰り出した格闘術を、危機に陥ったフランソワが繰り出すことになるなど、伏線の回収にも余念がありませんでした。

そんな訳で、本作の評価は★4.5とします。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
鶏

4.5試練を受けた父子の物語

2024年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

人の身体が動物へと変わる奇病?進化?が蔓延した社会に生きる、とある父子。

子供が父親の愛情を認識していく過程が素晴らしい。細かな設定が施された脚本、また無理のない思春期ドラマの演出もいい。ラストは勿論、中盤を含め何度か泣けた。

この作品は傑作かもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
石岡将

3.5邦題、どんぴしゃだなー。

2024年11月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

獣人化に対峙する人間達の話だけど、まんま人種差別な話だし、感染してない人達にただただ追い込まれていく感染者達がいたいたしい。メイン3人の家族関係にも興味がつきない。なかなか見応えあり映画。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
peanuts

2.0獣になるウィルス

2024年11月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

SFファンタジー
こんな作品よく考えたな〰️と脱帽
母親がこのウイルスにかかり隔離 南仏にできた施設に移送中に、バスが転落
移送中の感染者(ほぼ獣だが…)が森に逃げ出し、その中にいた母親を父と息子で探す奇想天外なストーリー
母親似の息子も…
最後に父親の取った行動は良かったのかな

コメントする 2件)
共感した! 5件)
ろくさん

4.0ポテチ

2024年11月11日
iPhoneアプリから投稿

どこのどこの、
どこの誰から頼まれた♪

命をかける価値もない、
これほど汚れたニッポンの、
ひとの心が生み出したー・・♪

川内康範の、子供向け変身ヒーロー作品、
「正義のシンボル コンドールマン」を、
例に挙げるまでもなく、

本作は、
古今東西の、
ヴァンパイア、ゾンビ、
ビースト、モンスター、
DCEU、マーベルといった、
無数に存在する物語フォーマットに則っている。

同種のフォーマットであっても、

観客の記憶から速やかに消え去る作品と、
半世紀を経ても人々の心を捉え続ける作品が存在する。

それは何故か。

答えは、

VFXやアクションといった表層的な要素だけではなく、

シナリオ、演出、そして俳優の芝居といった、
いわゆる【平場】と呼ばれる部分の質の高低にあるとも言えるだろう。

本作は、派手なVFXや流行りのアクションに頼ることなく、

爪の下の爪、
子の毛を剃る父、
洗濯物の匂い等、

緻密に練られた脚本と、
卓越した演出によって、

観客の想像力を最大限に刺激する。

ポテチを食べるシークエンス、

森を疾走するシーン、

コンドルマン・・・
翼を持った友人と叫ぶシーン、
観客も一緒に叫びたくなるように、
徐々にクレッシェンドさせていく演出は高度な技術である、

また、
その意図をシェアできている、
編集、音楽含めたポスプロチームとの共同作業も素晴らしい。

観客にそれぞれ異なる経験視界視点から物語を読み解き、
自分だけの解釈を生み出す余地を残す。

ある者は、
作品に現代社会における分断や疎外感、解放感を投影し、

ある者はファンタジー作品や文学作品との類似性を発見する。

また、
親子の絆や人間の普遍的な感情を深く掘り下げる者もいれば、
音楽や芸術作品との関連性を指摘する者もいるだろう。

父子の関係を通して、
観客を信頼し、彼ら(観客)の解釈の多様性を尊重する姿勢が際立っている。

それは、観客一人ひとりが作品の中に自分自身を見出し、
共感し、そして新たな発見をすることを可能にする。

父と子のラスト、ポテチも含めて、

観客に思考を促し、感情を揺さぶり、
そして人生観すら変える可能性も秘めている、

というのは言い過ぎだろうか。

【蛇足】
飛ぶ者の主観、見上げる仲間、
お互いマイノリティのカット、
は、
U2のアルバム「魂の叫び」
「All I Want Is You」のサーカス団を描いたMV、
を思い出した。

「百年の孤独」の世界観でもある。

コメントする 2件)
共感した! 5件)
蛇足軒妖瀬布

3.0奇病の原因や対策の話じゃない❗️

2024年11月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

人間が突然変異する奇病が流行っている世界で、人々はどう過ごしているのかが描かれていた。
新生物に対して理解できない者は恐れ、攻撃する。理解できる者は共生をと考える。
いろいろな考えがあってどれが正義で正解かはわからない。
自分ならどうするかと考えさせられる映画だった。

私も一人息子を持つ親として、ラストのフランソワ(お父さん)の決断にはグッと来てしまった。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
シンプル

3.5マジョリティからマイノリティへの変貌

2024年11月11日
iPhoneアプリから投稿

最初は半獣(動物になった人間)のことを見下していた主人公が、話が進むにつれて主人公自身が徐々に半獣へと変貌していくことで、マジョリティからマイノリティへと立場が入れ替わっていく話。
映画を観ていて2010年公開の映画『第9地区』を思い出した。

鑑賞中は「自分が同じ状況に置かれたらどういう行動を取るのがベストなのか?」みたいなことを考えずっと頭を悩ませていたが、あまりの難問っぷりに頭から煙が出始めてきたところで「これは空想の世界の話で、実際には起こり得ないので考えても無駄」と思考停止。

映画を観終わっての結論は「マジョリティを守るための秩序によって、マイノリティがどれだけ苦しめられているのかをわからせるための映画」という感じ。
そう考えるとスッキリした。

父親のフランソワはきっと近所から「奥さんと息子さんがあんなことになって大変ねえ」と影でこそこそ噂されているとは思うが、愛する家族のことを最優先に考えて仕事や捜索に奮闘する姿に感動を覚え、途中から尊敬の眼差しで観ていた。
世の中には妻が妊娠中に不倫するような男もいるのに、妻の見た目が獣になっても愛し続けていて偉すぎる。

映画の最初と最後に出てくるポテトチップス演出が絶妙。
オープニングでは親に対する息子の反抗期表現だったのに対し、ラストでは息子に対する親の愛情を伝える手段となっていて、「ポテトチップスをバリバリ食べる」というちょっと滑稽にも思える画に、これだけの深みを与えていて思わず唸ってしまった。

コメントする 1件)
共感した! 9件)
おきらく

4.0色んなメッセージを受け取れました

2024年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

フランス発のSFスリラーものです。
予告編に興味を惹かれて観ました。
色んなメッセージを発信していました。
自然界と人間との共存を考えさせられたり
現代の差別・中傷がある世界や
家族の絆、親の子への執着
そして子を親から独り立ちさせる思い。
1本の映画でたくさんのメッセージが受け取れました。
動物化する人間の姿もなかなかリアルですごい映像でした。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
tom

3.5不思議とじんわりクる

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿

動物に変化してしまう奇病…
というツカミで、新種のゾンビ系パニック映画を想像しましたが、全く違う方向性の人間ドラマでした。
X-MENから一切ヒロイック要素排除するとこうなります、みたいな。

奇病にかかった半人半獣の患者に対する、一般人の警戒感みたいなものがシーンごとにバラバラなため、奇病絡みの部分はちょっと感情移入しづらい面はありましたが、主人公家族のドラマはかなりしっかり描かれており、なんだかんだ最後はうるっとしてしまいました。
半人半獣のCGがさりげなく高クオリティなのも良し。

全体的にゆるやかなテンポは、やっぱりフランス映画だなぁと。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
克晴

3.0背景にコロナ禍があるのかな

2024年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

予告編で想像してた映画とは少し違った展開でした。
特に凄く良かった点もなかったですが、全体を通して悪い点もなく、普通に観れる映画という位置づけでしょうか。私のツボに入る場面が無かっただけで、好きな人は好きそう。家族の絆を重視する人にオススメな気がします。
個人的には、普段英語圏の字幕版ばかり観ていたせいか、違う言語の字幕版が初めてだったのもあって、ちょっと気になってしまいました。吹き替え版があったらそっちの方が良かったかもしれません。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ヂャッキー

3.5ポール・キルシェ良いねぇ

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

心ならずも異端者扱いされた者達のアイデンティティ確立を描いた寓話。真面目に丁寧に作られているが、冗長だと感じる人もいるだろうなあ。

コメントする 2件)
共感した! 16件)
ひろちゃんのカレシ

2.5みんな狼チャイルド

2024年11月10日
Androidアプリから投稿

悲しい

人間が様々な動物に変化してしまう病気が発生した世界で、発症してしまった少年の話。

母親が発症し人の心を失う中、南仏の療養施設に入ることになり、その近くに父子が引越して巻き起こっていくストーリー。

発症する切っ掛けはわからず、過程も動物の種類も人それぞれでだけれど徐々に動物化していくという不条理な物語だけれど、人を襲えばその結果は…。

人としての意識を無くした妻に尚愛情を持つ夫と、そんな状況に置かれた思春期の少年。
更には自分も発症し始めてしまった少年と父親の心情と、あり得ない話しだから難しいものはあるものの、なかなか面白かったけれど、テンポが悪くて少々冗長だった。

コメントする 2件)
共感した! 18件)
Bacchus

3.5気色悪さのセンスに脱帽

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

何かの動物に変化してしまう奇病という
単純だけど誰もやらなかった設定。
うまいなあと思いました。
映像も演技も、すごく丁寧な仕事で
ヒューマンドラマが描けています。
キワモノ設定がキワモノ映画になっていないのがすごい。
フランス映画全体をくくるのはどうかと思いますが
フランスっぽい、アートな洒落た感じもありますね。
本来は差別などのしっかりしたテーマはあるのでしょうが
予告編で感じた脳裏から離れない気色の悪さは
唯一無二だと思います。
原題をGoogle翻訳すると、まんま「動物界」ですが
もう少しキワモノ感のうすい邦題をつけた方が
よかったような気がします。
「動物界」だと昔のビデオスルーのB級映画の匂いがします。
本作観て、似たような気色悪さを思い出したのですが
同じフランス映画の「スプライス」。
気色悪さと後味の悪さを求める方には
こちらもオススメ。

コメントする 4件)
共感した! 8件)
すかちん

4.0それ行けバンパイヤ

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿

突然の発病の様に、ある日突然に人体が動物化してっちゃう話。
鳥とか犬、猿からタコ、カメレオンまで。
哺乳類だか、鳥類だか、両生類やら軟体生物。
発病しないと何の生物になるのか不明な世界なんだけど、オオカミ人間やら、ゴリラ人間、様々な動物人間が居そう。
そこに恐怖し、発病しちゃった人間に差別隔離を行おうとする人間社会なんだけどX-MENとか炎炎の消防隊みたい。
ラスト近く、あれほど嫌っていた添加物モリモリのスナックフードをハンドル片手に手掴みでバリバリ!法や社会ルールを無視してまでも愛しか選べないオヤジのカッコよさよ!
は?人間と動物、どっちがケダモノなんだ!?

もしも手塚治虫がコレ見たら「僕にも描けるよ」って言うんだろな。
てか、あんたが描いて来た物語ってこんなんばっかだよ。w
だから今も好きなんだよ。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
永田製麺