「写真が人々の心の糧になっている」明日を綴る写真館 ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)
写真が人々の心の糧になっている
私自身はカメラも持っていなくて、写真にそれほど関心があるわけではないのですが、物語は写真が人生の中で重要な役割を持っていることが分かる内容になっていたと思います。
写真館を営んでいる鮫島武治(平泉成)に太一(佐野晶哉)が弟子入りする話が中心です。
映像がまるで写真を連続して繋げたように凝っていて、美しさを感じました。音楽はレストラン等でかかっていそうなBGMが頻繁に流れていて、賛否が分かれそうですね。テンポを良くしたいのかなと思いました。
何と言っても、泣けるような場面が数回あり、太一と母親の会話の場面で特に胸にこみ上げてくるものがありました。
ケーキ屋の娘役の咲貴さんの笑顔が印象に残りました。
写真を通して、温かい人々の交流が描かれている作品です。
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