ブルーピリオドのレビュー・感想・評価
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名言がたくさん
映画の前に流れる告知で
ブルーピリオドを知り
興味を持ち観に行きました。
原作未読、アニメもあるんですね?
美大を目指す事に対して
子供の将来を心配して「食べていけない」
先人として経験した事を伝える母
父ちゃんは、経済的に苦しいだろうに
予備校へ行くお金を捻出してくれた
LGBTに理解がなく
子供を全否定する親
などの親の子供に対する
姿勢を織り交ぜてましたね。
嫌なやつは出てない
天才の李光人さんがその役割か?
自身の劣等感や不安が一番の敵?
負けない諦めない、がテーマなのか…
主役の郷敦さんよかった。
金カムで見た時は、無敵の軍人
今回は、高校生
やはり演技が素晴らしいので
引き込まれました。
元気をもらって
また何かにチャレンジしたくなりました。
是非映画館で観てください
情熱は武器!
《努力する》《打ち込む》それが出来れば、立派に才能‼️
この映画を観たかった一番の理由は眞栄田郷敦が好きだから。
ドラマ「エルピス」で決定的に好きになり、虜になった。
まずこの映画では美しい郷敦が見られる。
白に脱色したヘアは実年齢より若く見える。
郷敦の持ち味は捻りの無い素直さ。
真っ直ぐなところが好き。
高校生になり進路を考えた矢口八虎(ヤトラ)は、
自分が何にも持たない空っぽな人間だと気づく。
しかし上級生の森まる(桜田ひより)の絵を見て、森先輩は、
「祈り」を込めと書いている、と呟く。
同級生のユカちゃん(高橋文哉)の日本画にも惹かれるものを感じる。
そんな八虎が東京藝術大学の美術家の難関を、
絵画の経験値まったくなしで挑むストーリーです。
何気にゴードン君のハダカのシーンがあり、まるで知らなくて 心の準備が
なかったからビックリ。
小田原の海に呼び出された八虎(因みに試験中)
自殺未遂気味のユカちゃんを止めるのに、ずぶ濡れになる。
そして旅館で休んでいると、ユカちゃんはなぜかハダカになる。
美しいシーンだった。
お互いに恋愛感情がないのだから、あのシーンはなんなのだろね。
ユカちゃんは父親にジェンダーを否定されて傷ついても、
やはり絵は捨てられない。
ゴードン君は、色気ないので、このシーン嫌らしさ皆無です。
裏のない素直さが魅力です。
レモンのように爽やかさです。
原作漫画の作者・山口つばささんも東京藝術大学を出られてるのですね。
それはやはり説得力ありますね。
一年に5人しか受からずに、倍率200倍‼️
一次試験そして二次試験と実技のデッサン、自画像、
裸婦像があるんですねー。
勉強になりました。
自画像に取り組むシーンは圧巻でした。
もうグラフィクデザインの領域でしたね。
わたしは大学が芸術系で美術科もあったので、渡り廊下にズラーっと
200号の油絵が並んでて、定期的に交換されます。
見ながら歩くのが楽しみでしたね。
上手い下手は一目瞭然で、そこに見る側の主観が加わるのだと思います。
音楽の場合は、例えばベートーベンのソナタやショパンのエチュードなどを
少しづつ仕上げて暗譜して完成する(自分レベルの完成ですが、)
その過程には、自分を磨き何かしら魂の高みを感じて満たされる部分が
あるのです。
それが芸術の歓び昂揚でしょうか?
努力する。
打ち込む。
愛する。
それができるのが才能なのではないだろうか。
天才とは違うかもしれないけれど、
コピー通り、見分けがつかなくなる位に努力すればね。
受験に打ち込む青春ストーリー、
ラストには込み上げるものがありました。
見に行く価値なし
漫画実写化の成功作 オススメします
漫画原作ですがしっとりめ。
漫画未読で金髪のゴードンくん目当てで行きました。
新宿初日金曜で8割の入り。
シンプルで淡々としてますが良かったです。
全キャストが上手いです。
ありふれてるキラキラ青春映画ではないです。
スマホやらAIやらで効率重視の世の中で
アナログはええなと再認識するかな。
自分だけの世界。
人との付き合いも上手く、勉強もそつなくこなし優秀だが手応えを感じてない、金髪不良な高校2年生矢口八虎の話。
美術の授業の課題「私の好きな風景」で描いた、「朝方の日の光が当たるビル街の青い渋谷」、その絵を描いた時に初めての手応えを感じ好きな事を見つけた八虎が、国内最難関の東京藝術大学を目指し動き始める。
周りに合わせ上手で器用な八虎だったけど、描いた一枚の絵と、先輩森まるとの出会いを機に、大学入学の為に没頭し絵の勉強にのめり込む姿が観てて熱くなるし良かった。
講習で出会った高橋、最初はバカにされてたけど最後には見返したし芽生えた友情の感じもね。
作品雰囲気、世界観も良くて終始楽しめました。ユカ(鮎川龍二)役を演じた高橋文哉君の女装姿は綺麗だった。(原作未読)
若さと情熱
原作は途中まで既読。
面白かったので、是非映画でみたいと思いました。
なんといっても郷敦くんの目が素晴らしかったです。
他人に合わせて笑う目から本当の好きを見つけて変わる目は、見ていて震えるものがありました。
そして原作でも泣いた、反対していたお母さんに自分の気持ちを吐露する場面はやっぱりまた泣いてしまいました。
好きを見つけられること、好きを口にできること、そして好きにまっすぐ行動できること。すべてが輝いていました。
そして意外にも驚いたのが、観客がほぼ中年以上の方だったことです。いくつになっても皆、熱くなりたいのかな。
原作リスペクトを感じる良作
原作ファンです!大好きな作品が映画化とのことで公開初日朝に映画館で見てきました!
映画化対象は激アツの芸大受験編。
原作で6巻分もの内容を2時間近くにまとめるのはかなり難しい判断があったのだと思う。
結果、比較的地味なシーンとも言える、矢虎決意後のひたむきな努力、上手くなっていく過程、絵画技法の説明などはバッサリカット。また、個性的な予備校メンバとの絡みもほぼゼロ。
ただ、原作ファンとしては上記部分はある程度脳内補完可能だし、時間的にやむなしと納得。
それよりも、原作の大きな魅力でもある、①「転機となるシーンでの独創的な表現描写」を映像技術で実写化してくれたこと
②「随所に出てくる名言」を丁寧に扱ってくれたこと(アニメでは軽く流されてた印象)
に対しては製作陣に心から感謝をしたい。
また、主人公らの作品に実物の絵画を使ってくれることも原作の大きな魅力だが、実写化により作品の美しさ•迫力・生々しさを原作以上に感じることができ、これまた幸せであった。
配役も違和感なし。大葉先生のガサツだけど愛情のある雰囲気、世田介くんの神経質感、ユカちゃんの美しさ(笑)がよく表現されていた。ゴードンの危機迫る描きっぷりもとても良かった!
映画を見て、原作の素晴らしさを再認識するとともに、またイチから読んだみたくなりました!
(群青とeverblueの良さも再認識!)
ゴールから逆算したようなシナリオで、それが物語の熱を奪っているように思えた
2024.8.9 イオンシネマ久御山
2024年の日本映画(115分、G)
原作は山口つばさの同名漫画(講談社)
ある絵をきっかけに美大を目指そうとする高校生を描いた青春映画
監督は萩原健太郎
脚本は吉田玲子
物語の舞台は、東京の新宿
友人たちとスポーツバーに行っては朝帰りを繰り返していた高校2年生の八虎(眞栄田郷敦)は、成績が良いにも関わらず、日々を空虚に感じていた
彼は、夜明け前の新宿の静寂が好きで、ブルーに染まった空を見ながら、その時だけは心の中が満たされるような気がしていた
ある日、美術の時間にて課題を出された八虎は、放課後の美術室にて、誰かが描いた絵に魅了されてしまう
その場に現れた中学からの同級生で美術部のユカちゃん(高橋文哉)は、森先輩(桜田ひより)が描いたものだと言う
八虎は、将来性がないのに美術に傾倒していることを疑問視して悪態を吐くが、美術部の顧問・佐伯先生(薬師丸ひろ子)から、「あなたにとって価値のあるものは何かを知りたい」と問いかけられてしまう
その後、美術の課題を書くために教室に来た八虎は、そこで森先輩と出会い、彼女の絵に対する想いを聞かされた
その後、一緒に絵を描きながら、八虎は新宿の青い空をどうしたら表現できるかと考え始める
そして描いた絵は、親友やクラスメイトから評価され、八虎の中で絵を描きたいと言う強い思いが生まれるのである
映画は、約1年半の東京藝大へのチャレンジの過程を描き、美術専門学校に通って、知識と実力を磨いていく様子が描かれていく
専門学校の講師・大葉(江口のりこ)は的確なアドバイスを与え、ユカちゃんやその他のライバルたちとともに難関と言われる東京藝大の試験へと向かう
だが、確たる芯がないまま突き進む八虎は、母親(石田ひかり)の反対で挫けそうになってしまう
そんな折、親友の晋(兵頭巧海)から「八虎の夢に感化された」と聞かされ、好きなことで生きていくことの尊さを思い出していくのである
120分で1年半と言う無茶なスケジュールで、しかも絵を始めるまでに25%ぐらいかかっているので、後半のダイジェスト感は否めない
八虎の合格がどのように実現したかを見る内容だが、あの絵で東京藝大を一発で受かるのかは何とも言えない
才能がないから努力と戦略で突き進むのだが、東京藝大攻略系の講師が出てくると言うこともなく、ほぼ独学で戦略を練って戦っていく様子が描かれていく
こういう人を天才と呼ぶのだが、八虎自身は自分が凡人だと思っていて、本質を見極めるだけであっさりと絵が描けてしまうチートな人をライバル視したりもする
かなりファンタジックな感じになっていて、漫画とかアニメだと良い塩梅だと思うが、こと実写になるとリアリティを全く感じなくなるのは不思議だなあと思った
おそらくは、原作にあるシーンをピックアップして、それに繋がるエピソード&キャラを出すと言うことに特化してシナリオを作っているのだろう
それゆえにワンシーンだけ登場するキャラがいたりとか、前後のつながりを意識していない流れになっていたように思えた
例えば、ユカちゃんが階上の男子生徒に手を振るシーンと、街角で男性にフラれるシーンがあるが、これは別人(階上の生徒が坂本(志村魁)で、路上の男は佐々木(濱尾ノリタカ))だったりする
全体の流れを考えると、ユカちゃんが坂本に告ってフラれたみたいな流れに見えるが、実は「女と間違えられて声をかけられて、男だとわかって拒絶された」と言うシーンだった
これを原作未読で理解しろと言う方が無理な話で、そもそもユカちゃんが八虎を振り回すキャラとして描かれているのも、東京藝大の試験に裸体が出てくるからだった
そのハードルを突破するために、海に行くと言うシークエンスが必要で、そのためにユカちゃんがフラれる(実際には親に女装道具を捨てられる)ところに八虎が居合わせないとダメ、みたいな逆展開をしているのではないだろうか
取捨選択を考えるなら、親に反対されると言うシークエンスが八虎にもユカちゃんにもあるので、あえて「ユカちゃんがフラれるシークエンス」を挿入する意味はなく、父親がブチ切れて殴られるシーンを挿入するだけで事足りるように思えた
いずれにせよ、このようなゴールから逆算して必要な要素だけをピッキングすると言うのが目立っていて、八虎の前にハードルが現れると、次の場面でそれを打ち砕くためのヒントが現れる
この繰り返しの末に合格に至っているので、戦略と努力というよりは、持って生まれた人の縁が彼を合格させたように見える
最終的には、その出来事で彼が本質に気づく才能があるからとも言えるのだが、それは彼の感性に依るもので、そういったものを戦略とか努力とは言わないと思う
そのあたりの造り込みに違和感を感じるので、あまりのめり込めなかったというのが率直な感想である
芸術への愛が詰まった良い映画。
今年288本目(合計1,380本目/今月(2024年8月度)13本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
(前の作品 「プー2」→この作品「ブルーピリオド」→次の作品「ノリャン 死の海」)
テレビアニメ版などが原作なようですね。
そのため、確かに普通に考えるとかなり設定に無理があろう点(一般常識論など。いくつかは後述)はありましょうが、美大でも音大でもいわゆる広義の意味での「芸術系大学」については当事者の後援などあったようでかなり詳しく描かれています。
こうした点について描く映画といえば、去年だったか「私は線を描く」だったかのタイトルで取り上げられた書道の例くらいで数が少なく、また日本においてはやはりごく少数といえる芸術系大学(体育系大学等も超広義に含めてもやはり全体からすると少ない)等を扱っていたという点はよかったのかなというところです。
こうした大学への進学には親の理解が必要なところ、最初はいろいろ反対もしますが最終的には賛成して受験当日見送っていく親の対応なども評価が良かったところです。大学受験会場で彼を待ち受けていたもの、またその結果は…というところになるとネタバレになりましょうね。
採点に関しては特段気になる点まで見当たらないのでフルスコアにしています(ただ、結局「推薦を受ける」という話になってましたっけ?国立大学はどこであろうと共通テスト(旧センター試験)の受験が必須です)
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(減点なし/日本におけるこうした大学への進学と、中学高校の接続事情)
日本ではいわゆる「実技系科目」と呼ばれ高校の入学試験ではおよそ出てこない(特に公立高校だとまともに採点できない)実技試験はその関係で、中学→公立高校入試では、内申点を倍にするなどして対応している都道府県が多いです(私が大学進学したときの広島は確か2倍扱いだったかな)。一方で名目上はこれら実技科目は中学では全てやります。名目上は義務教育だからです。
しかし、高校にはいると、芸術、音楽…(あとは、工芸と書道)と分かれてしまい、単位数も「各1」の「どれか」だけが必須単位の扱いで、「~2」「~3」を設けている高校は少ない(他の必須科目や、一般的な国公立合格を目指すカリキュラムにすると時間が絶対に足りなくなる)のが実情です。これは実際にそこまで扱える教員が少ない、また、美大音大等を目指す場合は公立であろうと私立であろうと実際に専門の学校(ここではそれ専用の予備校といったほうがよい)に通うのが普通という実際上の問題によるものです。映画内でも専門予備校などに通っているのはそうした事情でしょう。
かつ、高校を公立高校で選ぶにせよ私立高校で選ぶにせよ、基本的に芸大音大ほかを想定した教育を行っている高校は少なく(それらの私立の付属私立高校はまた別だが、高校入試並みとはいえ実技が科されることになる)、「行きたくてもいけない」という事情以上に、「日本ではおよそ想定されておらず、行きたいなら願書の提出等はするが勉強は各自でやってね」に実質的になってしまっている点はあります。各「~1」だけは必須なので全員学習しますが、それはあくまで指導要領の関係であって、それだけで芸術系大学に入れるわけでも何でもないからですね。
一方で「中学まででは最終的に全て学習する」とは書きましたが、逆に言えば高校でその初歩の「~1」を学習もしない他の科目(音楽にせよ美術にせよ)に関してはそこどまりであり、それもそれで何だかな(日本の日常生活でそれらの中学レベルの知識レベル「さえ」必要となるシーンはほぼないといって差し支えないが、かといってそうであるなら、逆に何で必要なのかもよくわからなかったりする)といったところはありますね。
また、「国公立が無理ならせめて私立でも」というような趣旨の発言があったと思いますが、日本ではこれらのいわゆる「芸術系大学」は私立まで広げても数が少なくむしろ地方クラスでも単科であるかないかくらいです(例えば広島にはエリザベト音楽大学という私立大学がありますが、名前の通り「音楽」のみの単科です)。
試写会にて鑑賞。悪くはない。ビジュは完璧で眼福。
原作マンガ1、2巻既読。
端折られてたり、キャラクターが少し雑で感情移入しにくいまま進むのが気になりましたが、、、2時間に落とし込むには仕方がないのかな。
原作を知らなくても映画自体は理解出来て楽しめますが、読んだ方がより、端折られてるシーンや心理描写を自分の中で補うことが出来るので、読んでから観る方が、映画として完成しそうだな、とは感じました。
メインキャストの方々は皆、眼福。演技も良かった。誰も置いてぼりがいない。
ビジュアルが完璧。原作からそのまま出てきたよう。特に、ユカちゃん、高橋世田介、大葉、桑名マキ、橋田悠。
もしファンの方で観に行くのを迷っている方がいたら、ビジュを拝みに映画館の大きいスクリーンで観ることをおすすめします。特に眞栄田郷敦さんと高橋文哉さんのファンの方は。
桜田ひよりさんと板垣李光人さんは、シーンが思ったより少ない印象。
代わりに橋田役の秋谷郁甫さんと桑名マキ役の中島セナさんが思ったより出てた印象。
眞栄田郷敦さんはとにかくカッコいい。ただ、大画面に映る度に、あぁカッコいい、、ああ、、でもプラベは妻子持ちなんだよな、、。って萎えて。感情がジェットコースター。本当に申し訳無いですが、どうしても妻子持ちが拭えない。それが高校生とな、、となってしまって。申し訳ないです。眞栄田郷敦さんとしては、ビジュと裸体の筋肉は最高でした。
高橋文哉さんの顔の綺麗さ、細さとスタイルの良さに驚いて、一瞬飛びました。鑑賞後にインタビュー記事を見かけましたが、8キロの減量と脱毛に挑んだ、と。役作りの努力に納得のユカちゃんでした。マンガからそのまま飛び出してきたくらい似てました。イケメンな上に、女性姿も似合うなんて聞いてません。同じ女性として、なんかへこんで帰りました。高橋文哉さんの女性ファンの方は大変ですね、、。
桜田ひよりさんの森まるは、ぽっちゃりこそ似てなかったものの、可愛らしくて、ほのぼのでした。
板垣李光人さんの高橋世田介は、卑屈さと負と闇みたいなオーラが滲み出てて、化けるなぁって感じでしたね。でもビジュがいい。お顔が綺麗。
秋谷郁甫さんの橋田も原作通りのビジュアルで、違和感無くて逆にびっくり。これ再現一番難しいと思ってました。(ストーリーの流れ的になのかもしれませんが)下手したら、桜田さんと板垣さんより出てた印象。これから事務所に推されていくんだろうな。
中島セナさんの桑名マキも原作通りのビジュアル。すごい。特に目が、それぽかた。
江口のりこさんの大葉は、笑っちゃうくらい江口のりこさんでしたね。好きです。
薬師丸ひろ子さんの佐伯先生は原作とは少し違いましたが、映像としては好きでした。
石田ひかりさんもお美しいですね。
桜田ひよりさんのバーター?事務所繋がりで、濱尾ノリタカさん出てましたね。一瞬でしたが、もっと見たかったな。
驚いた事に、眞栄田郷敦さんと高橋文哉さんが全裸(後ろ姿)OKで。
2人とも後ろ姿が綺麗過ぎ。
眞栄田郷敦さんの鍛えられた体と高橋文哉さんの綺麗な細さ。惚れ惚れでした。ファンは直視出来ないかも。映画館じゃなかったら、確実声出てた。ここくらいかな。この映画の唯一の映像美は。
ヌードモデルを使った事にも驚きでした。(デッサン?シーン)
2時間なので仕方ないですが実際、素人でも当たり前に藝大、美大の受験は、こんなもんじゃないだろ、とは感じました。美大を目指すと言う事はこんな世界なんですね。藝大恐ろしや、、。あと予備校のシーンも。現役生や浪人生が見たら、ツッコミどころあるのかな、、。観た方のリアルな映画の感想が知りたいです。
また、劇中の提供された作品も見れる為、美術に触れている方はそこも面白いかと思います。
同じものを描いていても全く違う絵が完成する、その不思議さに、改めて驚きでした。遠い記憶の美術の授業を懐かしく思い出しました。美術の先生が藝大出身だった事も思い出し、すごい人だったんだな、、、と15年越しになんだか申し訳ない気持ちに。
フライヤーやティザーから、もっと映像美(渋谷も)あるかと思ったら、全くそんな事無くて残念。期待してたので、マジか、って感じでした。なんか肩透かしを食らったかも。
予備校に通う為のお金の描写がなくて疑問に思ってたけど、それはマンガ読んで納得。
芸大受験まで○○日の描写のところで流れる音楽が、、勿体無い。映画自体を安っぽくさせてる感じがして、合わない。
あとバスのシーン。
ん?って。あの炎は、余計かも。
LGBTQ問題が入るのは、まぁ今風なのかなと思ったり。
八虎とユカちゃんの距離の詰め方の描写も薄かった。急に仲良くなってんな、って。そして極め付けは海。ここは後半まで描かれるところでもあるから、ちょっと足りない気が。マンガ見て補う方が良さそう。
キャストの方々はこの映画の為に、美術の先生から絵を指導されたと思うけど、その努力が感じられる描写が劇中には少なくて、ちょっと残念。
美術の上手い下手ってなに?ピカソって下手じゃない?なんであれが作品として評価されてるの?あれの良さとは?って美術の世界に対して、正解は?って疑問に思ってたり、よく分かんないわ、なんて思っていたけれど、プルーピリオドを通して、少しは理解出来たかもって思えた。
水彩の絵を描いてみたいって思って描き方教えてるインスタみたり、人生初の美術館に行ってみたいな、藝大の学祭に行ってみたいな、なんて気持ちが芽生えちゃうくらいには影響受けました。
やっぱり死ぬ気で取り組む姿は、刺激をもらえますね。(綺麗事だけじゃ無くて挫折も描かれてます。)
絵って簡単だけど、一度踏み込んだら、なかなか抜け出せない、やばい世界ってのは分かりました。自滅と自我が常に戦ってて神経すり減らして、ある意味少しおかしい?変わってる?くらいじゃないと極められないのは、そうよな、、と。妙に納得。
映画までは熱くならないけど、なんか自分も、って思いたくなるそんな映画でした。
続編ありそうな気もしますが、高橋文哉さんのユカちゃんのビジュ寄せのハードさを考えたら、無いのかな、、、。ただ続編があれば、また観に行きたいですね。
メッセージ性とは裏腹に映画として個性に欠ける
ラスト圧巻
『線は、僕を描く』を否応なしにも想起させるが、絵にハマっていく過程...
知らない世界だからこそ目指す姿に見入ってしまう
美術の世界を知らなかったのもあり、絵に興味を持ち藝大へを目指す流れがとても惹きつけられて見入ってました。
何気なく消費しているだけのモノを努力して作り上げている人達が居る世界、というのに興味があるのであれば飽きずに見れると思います。
全体を通して、頑張っても才能ある人が目の前に現れて現実を突きつけられても、
それでも頑張って行く姿がとても印象深く良かったです。
特に終盤はラストスパートに向けて頑張って行く流れがテンポ良く感じました。
周りが脱落していく中でも、突き進んでいく姿は格好良かったです。
美術は見たままではダメなんだというのも特に印象深かったです。
大きい画面で見るのもですが、無音になる部分含めて映画館で見るからこそ音響としても良かった部分があったと思います。
特にスタッフロールの最後は感慨深いのもありました。
シーン転換が雑に感じる部分もありましたが…比較的長めの映画の割には間延びせずに収まっていると思います。
ポップコーンはMサイズでも食べるのは余裕でした。
人によってはLサイズでも余裕…かもしれないと思います。
あまり主人公に感情移入は出来ず、周りで主人公を応援している的な感じのする作品にも思えました。
ブルーピリオド
情熱
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