劇場公開日 2024年8月9日

  • 予告編を見る

「映画がアートではない。」ブルーピリオド サケビオースさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 映画がアートではない。

2025年11月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

ドキドキ

アートを映画で表現することの難しさは理解しているつもりである。
アートを攻めすぎると、個性が強すぎて解りにくい作品となり、収益が見込めなくなる。リスキーである。
だから、大衆受けする作品に仕上げる。

理解はするけど、本作に限ってはとても残念に思う。

折角、題材がアートなんだから、映画もアートに仕上げて欲しかった。じゃないと、アートの素晴らしさが表面的にしか伝わらない、物足りない作品となってしまう。

原作が好きなだけに、とても残念でした。
会話の声が小さくて良く聞こえないし。

途中の円を描くシーンは、尖っていて素晴らしかった。全編であれをやれとはいわないが、あのシーンのような刺激がもうちょっと欲しかったかな。
序盤の青い絵を描いたシーンとか。言葉でなく、表現で心が動かされたを表現して欲しかった。

サケビオース
PR U-NEXTで本編を観る