「生きる目的を見出だせなかった高校生が東京芸術大学を目指す胸熱な作品。 本年度ベスト!」ブルーピリオド イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる目的を見出だせなかった高校生が東京芸術大学を目指す胸熱な作品。 本年度ベスト!
予告編で眞栄田郷敦さんの熱い感じが良かったので鑑賞。
周りに流されて生きている大学受験を目の前にした高校生。
眞栄田郷敦さん演じる矢口の高校3年になってからの1年間を描いたストーリーって感じ。
出だしのスポーツバー。
自分が応援しているFC東京の試合が映されてテンション上がる!
もう作品に集中するしかない(笑)
裕福とは言えない家庭に育った矢口がある事を切っ掛けに芸大を受験する事を決意。
美術予備校に通いながら狭き門の芸大に合格する為に奮闘する感じ。
桜田ひよりサン目当てもあったけど登場するのは少なめで残念。
でも落ち着いた先輩の感じが今までに無いキャラクターで大人の女性を演じていた感じが良い!
周りを固めた女優陣も素晴らしい!
矢口の母役の石田ひかりサン。
息子の事を思う優しいお母さんって感じが良かった。
学校の美術の先生は薬師丸ひろ子さん。
余裕ある安定した演技で好印象。
江口のりこサンは美術予備校の講師役で登場。
生徒思いの優しい講師。学生時代、あんな先生に学びたかった(笑)
尺の都合なのか、矢口がいきなり絵画に目覚める感じは残念だったけど飽きることもない115分だった印象。
とにかく矢口が絵画に目覚めてからの行動が熱い!
キャンバスに描く時に火花が散るシーンが熱い!
「書いて、書いて、書きまくる」のセリフをエンドロールで実体験(笑)
作品で流れる音楽も本作にハマってた感じで良好。
自分が子供の頃、何故か油絵をしていたのが懐かしくなりました( ´∀`)
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