アディクトを待ちながらのレビュー・感想・評価
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そもそもピントが合ってない
駄作。
依存症の人に関わっている人は
回復という言葉をよく使うけど
そもそも依存症の人は回復するなんて
1ミリも考えてない。
ずっとやめられていても
ある日突然、魔が刺す訳だから
一生関わって生きて行かなくちゃいけない事は
分かっている。
この映画は依存症の者に関わっている人達や
支援している団体の人達が自己満足で制作し、
それをその人達や周りのブレーンで観たり
また依存症とは全く関わりの無い人、
知らない人が観て
いい映画だったね…と褒め合うための作品。
k's cinemaというミニシアターでの上映だったが
上映前のロビーに溜まってる人達がグループで
親しげに話しているのを見た時に
あぁ、この映画は支援団体とそのブレーンのための
作品なんだなと思った。
そして上映が終わりエンドロールで拍手が沸き起こった事で確信した。
綺麗事や理想で固められた
依存症とはかけ離れた作品。
高知東生の本やYouTubeなど
依存症に関わる人達の作る作品だからと期待していたが
上っ面だけだった。
非常に残念。
涙が止まりませんでした。
単なるアディクト啓発映画ではなかったです。
買い物依存のお母さんが、娘さんに「嫌いなわけないでしょ」と言ったあたりから、涙腺崩壊で涙が止まりませんでした。
気持ちを落ち着かせて、もう一度観たいと思います。
観客が映画をダメにすることもある
鑑賞。作品としては社会的に意義があり
おそらくここまで依存症にきちんと向き合って
しかも回復を扱った作った作品は今までないと思うし
知ることもできるのでやはり
ある種啓蒙作品なのだと。
そしていろんな立場の言葉を汲んでいるので
依存症から離れたとこにいる(と思っている)人にも引っかかるようにはなっている。
依存症経験された方やご家族が救われたり背中を押されたりしていることで充分作品の意義はあると思うし監督さんや役者さんもいい仕事をしたのだと思うが
純粋に映画好きとして観たときにどうか。
依存は病気ではあるが、犯罪は犯罪。
立ち直ることを応援するが
あまりに感動ドラマと受け取る空気には違和感を覚えた。
あたたかく、でも冷静に受け止めるべきではないかと。
群像劇にするには人数が多いので誰かわからないので共感しにくい部分もあった。
あまりの評価の偏りに、
作り手を錯覚させたり
本当の映画好きなお客を敬遠させるかもしれず、
ある種のカテゴリーの観客にだけとどまってしまう懸念がある。
しかしおそらく低予算で作られたにしては
よくできているし、啓蒙作品をエンタメに頑張って寄せていることは評価したく、次の作品に期待したい。
リカバリーカルチャーの素晴らしさを感じます
依存症当事者、家族、それらを取り巻く周囲、全ての声がリアルでした。キャストさんや製作陣が実際に依存症を経験した方やその家族だからか、セリフの一つ一つがここまで胸に響くのかと。
その中でも台本なしの高知さんの言葉には感無量です。
何度も観たい、いろんな人に観てほしい作品です。
何度も観たくなる映画
はじめから最後まで泣きっぱなしでした。
役者のみなさまの演技がとてもリアルでスゴイと思いました。
そんな素敵な演技の中にアドリブが入っているのが驚きです。
何度みてもいい映画だと思いますし、依存症(アディクト)を知るきっかけになる映画だと感じます。
私自身、何度も観に行きたいです。
即興芝居〜
最後、即興芝居と聞いて、注目していました。本当に演技??と思うほどリアルで、泣いてしまいました。依存症当事者、家族は共感できる部分が多いと思いますが、そうでは無い人にもこの世界観を感じて欲しいと思いました。高知さんの言葉には本当に重みを感じました。一言一言が重要ですね。多くの人に観て欲しいです。
依存症者のリアル
高知東生さんの商業映画復帰作となるこの映画では、高知東生さんの台本は白紙で即興の演技だったそう。それだけに、現在薬物依存症から回復し続けている高知さんのラストのセリフはとてもリアルで泣けた。松村ひらりさんの演技も素晴らしかった。
ラストに向けて緩急つけながら盛り上がる展開に目が離せない
依存症啓発モノと思って観ると、いい意味で裏切られます。完全なエンタメ作品として楽しめて、様々な境遇の登場人物たちの中には必ず共感できる人がいるはず。
大和遼が来ない理由は?開演できるのか?最後まで目が離せません。
また、高知東生さんの長編映画復帰作である本作は、彼の表現者としての復活を確信させる作品でもあります。ぜひ多くの人に観てほしいです。
どんなことがあっても立ち直り、回復がある‼️
「期待される姿を演じなきゃいけない」「失敗したらおわり」と感じている人に見てほしい。立ち直りは可能だし、支えてくれる人もわかってくれる人もきっといる、ということが伝わってきます。後半1/3くらいの「台本なき迫真の芝居」はすごい👍もう一つ、「みずから命を断つことは、何も清算せず、新たな悲嘆と不幸を生むだけ」というメッセージも受け取りました。男性にもっと見てほしい。
生きづらさを抱えている、色んな人に見て欲しい
予告編を見ただけで涙してしまった本作。本編はもちろん、終始ハンカチが手放せなかった。アディクトたちの葛藤や、そこに巻き込まれていく家族たちの苦悩など、心の揺れ動きや生きづらさが生々しく描かれています。
例え大きな失敗をしても、そこからやり直せるように。また自分で自分を好きになれるように。高知東生さんはじめ、実際に依存症による逮捕歴のある方々がスクリーンで生き生きと、堂々と演じる姿に、そう願わずにはいられませんでした。
依存症とエンタメが融合した作品
私は浪費依存症の当事者、夫はギャンブル依存症者です。
依存症の当事者としても苦しい経験をして、妻としても辛い思いをしてきて、今ようやく回復への道を歩み始めた私にとって、この映画は本当に希望を感じる内容でした。
また、ただの啓発モノではなく、依存症の現実と映画というエンタメが上手く融合しており、依存症に関わる人でなくとも分かりやすく、楽しめる内容になっていると感じました。
ぜひ沢山の人に観てほしいです。
(依存症を知らない人にとっては、依存症への理解が進み、新たな視点が得られると思います)
特に後半15分は、役者さん達のリアルなやり取りが繰り広げられており、私は息を飲んで見守りました。
リアリティがすごい!
出演者の表情やセリフの力強さに目が離せませんでした。依存症への偏見や当事者の声にも共感して胸が苦しくなるシーンも多かったけれど、後半になるにつれてどんどん映画に引き込まれました。登場人物の皆んなを応援したくなったし、自分自身も応援されたような気持ちになって、これがリカバリーカルチャーなんだと感動しました。沢山の人に観て欲しいです。
心の底からみて良かったと思えた
久しぶりに映画館で映画をみて泣いた作品。
ただ感動するとかじゃなく、キャストの方々のセリフひとつひとつがリアルで重い。けど、依存症でない人でも共感できるというか、スッと入ってくる感じ。
人生どん底だと感じても、まだまだこれから這い上がっていける、1人じゃないと感じさせてもらえる映画でした。
依存症についても知れるし、何より依存症からの回復者が生き生きとしてる、素晴らしい作品だと思います。
胸が苦しくなり、最後には解放された
「またお金借りるの?また嘘つくの?」
親の依存症行為を目にした家族の問いかけがとても苦しくて、胸が締め付けられるようでした。
しかし最後にはそんな思いも解放され、役者高知東生、回復者高知東生としての姿を大きなスクリーンで見、日本のエンタメにおける依存症や依存症からの回復に取り組む役者・クリエイターの扱いが変わるように感じました。つまり、「依存症」に対する社会の見方が変わるんじゃないかなと。
助演男優賞は文句なしの橋爪遼さんだと思います。
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