「すざまじくすばらしかったです。」アディクトを待ちながら こべっこさんの映画レビュー(感想・評価)
すざまじくすばらしかったです。
クリックして本文を読む
クローズアップ現代でオンラインカジノの話を見てからこれは他人事ではない。依存症は自分にとって危ない病気だときがついて、依存症の自助グループがあったり、そこで活動されている人がいることを知り、その人たちが関わった映画があることを知りました。依存症の当事者も出演されているせいか。監督さんが才能のある方であったのかわかりませんが言葉に重みとリアリティがあり良質の演劇を見ているような気分になりました。
特に後半になって1発1発重いボディブローをくらっているような感じでもあり、演技ではなく依存症当事者の言葉そのものを聞いているような気持ちになり、同時に人間の尊厳を感じました。すさまじく、すばらしい映画でした。京都で上映中のミニシアター(UPLINK京都)の人によれば毎日1回の上映は73席がいつも完売になっているそうです。なるほどなと納得しました。この映画に関わってくださったみなさまありがとうございました。
パンフレットを読んで大和遼(高知東生)さんのすばらしい台詞がアドリブで演じられたことを知りました。ナカムラサヤカ監督、高知さんに拍手!
コメントする