「胸が苦しくなり、最後には解放された」アディクトを待ちながら ヨーコさんの映画レビュー(感想・評価)
胸が苦しくなり、最後には解放された
「またお金借りるの?また嘘つくの?」
親の依存症行為を目にした家族の問いかけがとても苦しくて、胸が締め付けられるようでした。
しかし最後にはそんな思いも解放され、役者高知東生、回復者高知東生としての姿を大きなスクリーンで見、日本のエンタメにおける依存症や依存症からの回復に取り組む役者・クリエイターの扱いが変わるように感じました。つまり、「依存症」に対する社会の見方が変わるんじゃないかなと。
助演男優賞は文句なしの橋爪遼さんだと思います。
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