「ミスリードなタイトル」ドマーニ! 愛のことづて TRINITYさんの映画レビュー(感想・評価)
ミスリードなタイトル
男尊女卑の家父長制度が否定されて男女平等が叫ばれる時代を越え、多様性が叫ばれる現代
選挙権や離婚する自由すらなかった1940年代のイタリア
日本でも女には教育が不要と、高校すら行かせてもらえなかった時代
朝ドラ「虎に翼」でも扱われていたほんの少し前の時代
日々虐げられ暴力をふるわれながらも逞しく子供を育て家族の面倒を見続けるイタリアの主婦が明日に託す希望
家から逃げ出して何をするのか
ハラハラさせられながらの彼女の選択する結末の意義
少しずつ代わりゆく時代の中
越えてきた過去の歴史を胸に明日へと向かう
明日への希望を諦めず動き出す力をもらえる映画でした
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