「あの特別な1日がオチとは出来過ぎか」まだ明日がある Boncompagno da Tacaocaさんの映画レビュー(感想・評価)
あの特別な1日がオチとは出来過ぎか
旧弊な亭主関白、クチの汚ないローマの庶民生活をペーソスとユーモア溢れた描き方で、古いイタリアっぽい今時不思議な映画だなと思って見ていると、途中でストーリー上、飛躍この上ない、ぶっ飛んだ事件が起こって、作り手の悪戯心が伝わってきて、最後に伏線回収が、イタリア人ならみな知っている歴史的に特別な1日だという面白い作りの映画。あざとい。だから満点は付けられぬ。
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