「日常の狂気と暴力性」憐れみの3章 ちょんまげさんの映画レビュー(感想・評価)
日常の狂気と暴力性
エマ・ストーンが主役だと思って観に行ったら完全にジェシー・プレモンスの映画でした。びっくりしました。正直言って何を描いてたのか、何を描きたかったのか、僕にはさっぱりわかりませんでした。
大人の寓話ではあるけれど、あまりの意地の悪さにやっぱりこの監督のテイストは僕には向いてないなと確信しました。
でもエマ・ストーンはカッコよかったし、何にでも出てるウィレム・デフォーの相変わらずの怪演ぶりは面白かったし、やっぱりなによりジェシー・プレモンスの圧倒的なキャラクター変化には終始感動させられました。役者の魅力を限界まで引き出しているという意味ではやっぱりすごい監督なんだと思います。
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