「実は日本のあの刑事ドラマが関わっていた」バッドボーイズ RIDE OR DIE ソニー・クロケットさんの映画レビュー(感想・評価)
実は日本のあの刑事ドラマが関わっていた
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マイアミを舞台にした刑事ドラマはマイアミバイス、CSIマイアミなどがあるがこのバッドボーイズもマイアミが舞台である。アメリカの警察や法執行機関はかなり複雑でありマイアミバイスやCSIマイアミはマイアミ郡警察の管轄になるがバッドボーイズはマイアミ市警の管轄である。しかしやっている事はハチャメチャで管轄は関係なく今回も大暴れしている。
実はこのバッドボーイズの第一作目は低予算で製作され監督のマイケル・ベイの初監督作品であった、この作品を作る際に実は日本のあのダンディとセクシーな刑事ドラマが元ネタになっていたのは有名な話である。日本のデンジャラスな刑事のコンセプトはビバリーヒルズコップやマイアミバイスを目指して製作されヒットしそれが逆輸入されバッドボーイズが製作されたのもなかなか面白い逸話である。
この映画も30年続いているがキャストが変わらずに出演しておりプレイボーイなマイクも結婚し、マーカスはお爺ちゃんにもなり色々病気もする描写もあるがそれがこの物語のキーポイントになっている。今までのバッドボーイズではマイクが暴走したのをマーカスが抑える感じのストーリー展開が多いが今回はそれが逆転しておりそれが新鮮味があり面白いストーリー展開になっていた。
前作で登場したマイクの息子も再登場しておりこのストーリーにどう絡んでくるかは是非とも劇場で確認をしてもらいたいがもう一つはマイケル・ベイがカメオ出演しているのも見逃さないで欲しい、前作では興行収入的にもコケたが今回ではそれが回復出来る要素の面白さはあるがやはりマイケル・ベイが監督した方が良い作風だった。
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