サイエン 最後の戦いのレビュー・感想・評価
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イメチェンし都会で奮闘、完結編
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本作は三部作、「サイエン 復讐の森(2023)」「サイエン 死の砂漠(2023)」に続く完結編。
おおまかな、プロットは、チリの鉱物資源や水資源を独占し食い物にしようとする外国企業の陰謀、政治家たちを買収してやりたい放題、よくありそうな話ですね。それに立ち向かうのが女戦士サイエン、果たして水資源は守られるのだろうか・・。
前作が黒幕が分かったところで終わってしまうから、気になる人は観るのでしょう、私もそのひとり。
アレクサンダー・ウィット監督は社会派ドラマの巨匠リドリースコットの映画の撮影監督を務めていたことから彼の影響を受けているのでしょう、また、バイオハザードの 2 作目「バイオハザード アポカリプス」で監督デビューしていますからミラ・ジョヴォヴィッチのような無敵のヒロインものに惹かれていたのでしょう。本作は森や砂漠から一転して都会が舞台、サイエンが強いと言っても屈強な男どもをなぎ倒すのは不自然と思ったのでしょうか、今回は残忍な女殺し屋を登場させて均衡をはかっていましたね、現代風にするためかハッカーやカーチェイス、パラシュート降下など既視感のあるアクションを取り入れていますが、本場ハリウッドものに比べるとチリ映画なので見劣り感は否めませんでした。
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