「最強お婆ちゃんは健在!!」サユリ ゴウさんの映画レビュー(感想・評価)
最強お婆ちゃんは健在!!
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夢のマイホームを手に入れた一家。幸せな生活が待っているかと思いきや、そこに住み着く悪霊サユリによって家族が次々と殺されていく。
押切蓮介原作漫画の実写映画化。
原作に対し、アレンジされた部分も多いが、ストーリーの大枠は原作通り。
むしろ原作があまりに展開の早い漫画であった為、普通の映画は原作のエピソードを削ぎ落として制作するのに対し、むしろ原作に肉付けされた感じがあり、逆に良かった。
前半は完全にホラー。
後半からサユリへの復讐劇へと転換。ガラリと雰囲気が変わる。
この作品、お婆ちゃんが主役と言っていいほどインパクトが強いわけだが、実写化してもお婆ちゃんのぶっ飛び具合は健在!!
サユリより化け物じみていた原作のお婆ちゃんに対して、かなりロックなお婆ちゃんにアレンジされていたのは好みが分かれるところか。
個人的には後半のノリは少しやり過ぎかなといった印象と、チープに見える触手のCGが気になったものの、この手の作品としてはかなり完成度が高いんじゃないかと思いました。B級っぽい感じも嫌いじゃありませんw
それにしても、どんなにハッピーエンドっぽくしても序盤から本当に救いの無い絶望的な展開😅
同じ作者のミスミソウもそうだが、倫理観、道徳観を無視した内容で、胸くそ悪くなるところもありますが、逆にそこが魅力でもあるんですよね☺
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