「品のない笑いが目立つ作品」サユリ タブローさんの映画レビュー(感想・評価)
品のない笑いが目立つ作品
原作未読。
予告からして純粋なJホラーかと思っていたが、この監督の作品だから多分違うだろうなと思っていたらやはり違った(笑)
楽しみにして公開を待っていたのだけれど、今回はちょっと期待はずれ。
笑えるシーンもいくつかあったが、全体的には微妙な作品。もう一度みることはないだろう。
監督の過去作だと、POVの作品の方が個人的には好きなものが多い。
一点だけ気になったのは、子供に対する必要以上の暴力描写だ。どうやら原作になく映画オリジナルの表現らしいのだが、それらのシーンに必要性は感じられず、そして一番タチが悪いのは子供に暴力を振るって笑いを取ろうとしている点である。(そしてあまり面白くない。)その点が結構不快だったので、1.5点が限界な作品。
全体的に品のない笑いが目立つので、苦手な人は注意。
ただし俳優はすごく良い仕事をしていたので、今後も頑張ってほしい。
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