「深夜のTVショー、怪しい夜が更けていく・・・」悪魔と夜ふかし ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
深夜のTVショー、怪しい夜が更けていく・・・
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「悪魔と夜ふかし」この邦題が良いですね。夜ふかしという日本語の響きに惹かれます。
幼い頃から夜ふかしが大好きで、何かいけないことをしているような罪悪感を楽しんでました。最近はパッとした深夜番組も無くて、寂しい限りです。(フジコーズも終わっちゃったし)
さて、本作品ですが、テレビ放送をそのまま流しているような感じで面白いですね。オマケにCM中の裏側も見せてくれるので、テレビ好きにはたまりません。
特に、舞台が70年代ということで、昭和の香りがプンプンするところも良いですね。まあ、海外のテレビなんで、根本的に日本のソレとは違うんでしょうが、何か好きな雰囲気でした。
【ネタバレ】
如何にもインチキっぽい霊能者から始まり、超常現象を全く信じない手品師が絡んでくる。騙しのカラクリを暴こうとする中、不穏な空気が流れていく。
悪魔憑きを集団催眠として説明する場面は、かなり興奮しましたね。カメラは真実を映す(残す)。自分が見ていた、感じていたものが偽りであったと見せつけられた時の驚き!是非とも体感してみたいものです。
但し、本物の悪魔憑きを証明することにもなるんだけどね。
でもね~・・・
ごめんなさい、ラストがよく理解できませんでした。
結局、この司会者も怪し気な集団の儀式によって、番組の人気を保ってたってことで、その生け贄となったのが奥さん?
霊能者が死んでしまったのも、番組が台無しになったのも、奥さんの復讐?
インチキっぽく見えていた霊能者だったけど、実はそれを感じ取った?
まぁ、訳の分からないところがホラーの醍醐味だから!
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