「とんでもない映像が見つかってしまった!」悪魔と夜ふかし カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
とんでもない映像が見つかってしまった!
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いわゆる「発見されてしまったフィルム」wというのカテゴリーの映画。
テレビの心霊特集で降霊術をデモしたら本物が降りてきたってプロットは既視感中の既視感だが、70年代風の佇まいや当時と同じタイプのフィルムで観ると「エクソシスト」や「サスペリア」で育った身としては自動的にゾワッとしてしまう。
番組ホスト役の亡くなった妻の嫉妬の念を、悪魔崇拝カルト教団の生き残りで悪魔憑きの女の子が受けてしまい元夫を破滅へと導いていくのだが、当事者だけでなくクロストゥ、ガス、ヘイグなどの共演者も巻き込み大惨事となり、映像自体もお蔵入りとなる。
本作のキモはなんと言ってもリリー役の女の子だが、これがまたなかなか見事なホラー顔。(瑛茉ジャスミンとか言う辛いものが大好きなモデルさんにそっくり)
ナレーションを見たらなんとマイケル・アイアンサイド!
自分の中では怖い顔の役者No. 1で「スキャナーズ」では変顔大賞受賞。
監督、脚本はオーストラリア出身のケアンズ兄弟。
自分的には初めましてだが、多分次にお会いすることはなさそうかな。
「トークトゥミー」もそうだが、今オーストラリアンホラーが元気いいのかな?
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