「イチバン星が駆ける空」劇場用再編集版「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」 ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
イチバン星が駆ける空
2023年鑑賞アニメ作品の中でNo.1の今作。これだけ凄い作画だし、スクリーン映えするよなぁ、劇場でやってくれないかなぁって思ってたら新作公開前にやってくれるという特報にライブ会場で大歓喜。待ってましたと!
特典はミニ色紙でオペラオーでしたカッコイイ!
基本はYouTube公開版と同じで要所要所カットしたところがありつつも追加シーンはこれ見たかったんだ!というシーンが差し込まれており、1本の映画として大満足のクオリティに仕上がっていました。
アニメで泣いたところ、笑ったところ、共にしっかり泣き笑いしていました。
OPを最初だけ、EDを最後だけにしてくれていたのも1本の映画になっていたなという印象を植え付けてくれていました。たまーにOPとEDを何回も流すダメな総集編があるので、そこを懸念していましたが、さすが製作陣、素晴らしさを持続させてくれていました。
OPが流れた瞬間にウルっときてしまいましたが笑
追加シーンは主にレースシーンで、アヤベさんのダービーでの直線に入る前の攻防だったり、菊花賞での駆け引きだったりと、アニメでは尺の都合もあり、最終直線がクローズアップされていましたが、今作は道中の様子もしっかり映してくれていたので、史実のレースを何回も見返した身としては、ジョッキーの考えもより強く感じられる様になっていて最高でした。
アンコール前の舞台裏の3人の決意を固めるシーンなんかも最高で、あかーん!泣くー!って言う前に泣いていました。
音響がレベルアップしていたのを感じられたのはゲートのシーンで、実際の競馬のレースを見に行った時のゲートの音と全く同じものを高音質で体験できるこだわりの作りに舌を巻いていました。
もちろん楽曲もよりクリアに聞けるようになっていて、歌も音楽もより沁みました。
ウマ娘に出会って早3年、ここまで大きいコンテンツになったんだなぁってしみじみしましたし、実際の競馬にハマるきっかけにもなってくれて、感謝しかないです。これは「新時代の扉」にも期待しちゃうわけですよ。
もうすぐ日本ダービー、夢舞台。頂点は誰の手に。
鑑賞日 5/10
鑑賞時間 9:00〜10:55
座席 K-3