クイーン・オブ・ダイヤモンド

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クイーン・オブ・ダイヤモンド

解説

女性が対峙する内面世界や孤独・暴力といったテーマを独自の美学で描き続けるアメリカの女性監督ニナ・メンケスの代表作として知られる、1991年製作の長編第2作。

きらびやかなカジノのネオンと荒涼とした砂漠の風景が並ぶラスベガスを舞台に、カジノのディーラーとして働く女性フィルダウスの倦怠感に満ちた日常を、大胆かつミニマムに描き出す。前作「マグダレーナ・ヴィラガ」に続いてメンケス監督の妹ティンカ・メンケスが主演を務めた。

アカデミー・フィルム・アーカイブおよびザ・フィルム・ファウンデーションによって新たに修復され、2024年5月開催の特集上映企画「ニナ・メンケスの世界」にて日本初公開。

1991年製作/75分/G/アメリカ
原題または英題:Queen of Diamonds
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2024年5月10日

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(C)1991 Nina Menkes (C)2024 Arbelos

映画レビュー

2.0綺麗な湖

2024年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

ラスベガスでカジノのディーラーとして働く女・フィルダウスの日常を描いた作品。

マグダレーナ・ヴィラガに続いて鑑賞したが、これもさっぱり理解不能だった。
メンケス監督作品は合わないかも。
ラスベガスの湖畔の風景は美しかった。

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りあの

3.0C.C.RIDER

2024年7月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ラスベガスでカジノディーラーとして働く女性フィルダウスの憂鬱気な日常が描かれてます。

セリフが極端に少なくて、暗く静かで退屈、眠くなる眠くなる(笑)

フィルダウスのカジノディーラーとしての様子を17分もの長回しでセリフなしで収めていて、スロットマシーンなどの音だけが静かに響いています。

この静かで退屈すぎるシーンが、この映画を象徴していると思うんですが、

他の方も言われてるように、主人公の憂鬱な退屈な気持ちを表しているんでしょうね。

間違っても、一般的にはウケない作品だと思う(笑)

きらびやかなラスベガスじゃなく寂しげなラスベガスが収められてます。

エルヴィス・プレスリーのモノマネ設定の人も出てきます。

ラストは、カッコ良かった。

シビれた(笑)

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RAIN DOG

4.0尋常でない傑作

2024年7月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

特集上映「ニナ・メンケスの世界」からの1本目。

お初にお目にかかるアメリカの女性監督ニナ・メンケス。今作は1991年製作の長編第2作とのこと。

舞台はラスベガス。メンケス監督の妹さんティンカ・メンケスが演じるカジノのディーラーの余りにも孤独で殺伐とした日常に愕然とする。

荒涼とした砂漠の風景、無機質なアパートメント、そしてきらびやかなカジノのネオンにさえ生気はなかった。

砂漠に浮かぶ湖、燃える大木、時折挿入される絶景にハッとする尋常ではない傑作。

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エロくそチキン2

3.0時間の無駄だった、という人もいるだろう。 しかし私は、 主人公とそ...

2024年6月10日
iPhoneアプリから投稿

時間の無駄だった、という人もいるだろう。

しかし私は、
主人公とその相棒が部屋で、
DV男に言い返すシーン。あれが見れただけで大満足だった。

あと、オープニングが美しかった。

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JYARI