「全てが中途半端」がんばっていきまっしょい aliasさんの映画レビュー(感想・評価)
全てが中途半端
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タイトルどおり色々な意味で中途半端な作品です。どの辺りが中途半端なのかを簡単に箇条書きにします。
①ボート部の話であるにもかかわらず、競技ルールや各ポジションの役割り、道具に関することなどの説明が殆どない。
②各キャラの人物像の描き方が浅い。特にメインキャラである悦ネエに関する描写が足りないため、いまひとつ行動に共感できない。
③ボート部5人の友情物語として見ても、悦ネエがやる気をなくしてもほったらかしで盛り上がりに欠ける。
④悦ネエが休んでいる間、他の部員もボート部を休みにするって大会で勝とうと思っているとはとても思えない。
⑤恋愛に発展しそうなシーンが少し出てくるが、その後はうやむやで何も起こらない。
⑥そもそも、ボートにおけるナックルフォアという競技は一人がオールを1本ずつ持つはずなのに、何故か2本ずつ持っている。実写版ではちゃんと1本ずつ持っているのに適当すぎるとしか思えない。
以上、尺がたりないのか、原作をちゃんと読み込んでいないのか、全体に中途半端でいい加減な作品でした。
追記〉
作画についてですが、静止画はとても綺麗なのに動きが不自然なのが終始気になりました。
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